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記事入力 : 2013/11/11 09:17[朝鮮日報]
朴大統領「日本との首脳会談で関係が悪化する可能性も」
訪問先のベルギーで日本の記者の質問受け
「日本側の後ろ向きな発言が韓国国民を傷つける」
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は今月8日(現地時間)、ベルギーの首都ブリュッセルで記者会見を行い、韓日首脳会談の実施の問題について「首脳間の会談を行うときは、両国の国民が、首脳会談を通じて関係がよくなり、何かいい知らせが伝わることを期待するものだ。もしそうでなければさらに失望し、両国の関係がより悪化するのではないか」と語った。
朴大統領はこの日、ヘルマン・ファン・ロンパイ欧州理事会議長との共同記者会見の席上、毎日新聞の記者から「従軍慰安婦問題をめぐり、安倍晋三首相と会談を行っていないが、どうすれば妥協点を見いだせると思うか」との質問を受け、上記のように答えた。
朴大統領は「私も韓国と日本が未来志向で発展するべきだという考えを持っている。だが、慰安婦問題をはじめとする歴史問題についての(日本の指導者たちの)認識が『それは問題にはならない。何が間違いだったというのか』というものであるなら、会談を行ってどのような結果が出るかを考慮しなければならない」と述べた。さらに「慰安婦問題だけでなく、歴史認識について、たびたび後ろ向きな発言をする日本の一部のリーダーのために、韓国国民は傷つけられている」と述べた。
その上で朴大統領は「会談というのは、単に両首脳が会うだけのものではない。歴史問題をめぐって心の傷を負っている全ての国民の心を首脳が共有してこそ、会談を成功裏に、やりがいのある形で終えることができる」と語った。
一方、大統領府は、今月2日から8日までの朴大統領の欧州歴訪をめぐるエピソードを10日公開した。朴大統領は7日、ベルギーのフィリップ国王主催の夕食会で、フランス語が流ちょうな理由についてフィリップ国王が尋ねたのに対し「ベルギーの漫画『タンタンの冒険』を見て覚えた。全集を持っている」と答えた。『タンタンの冒険』は、1929年にベルギーの新聞で連載が始まって以来、世界60カ国で翻訳・出版され、ベルギーには「タンタン博物館」もある。
また、朴大統領は5日午後、英国に到着し、歓迎式典が行われていたとき、午前中ずっと降り続いていた雨がやんだため、英国王室の栄誉随行儀典官に対し「私が太陽の光を持ってきたみたいだね」とジョークを飛ばしたという。
金真明(キム・ジンミョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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