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(回答先: 「広告妨害をした。私も捕まえろ!」(薫のハムニダ日記より)(こんな抗議行動を一斉に起こされたら立件は無理) 投稿者 こーるてん 日時 2013 年 10 月 26 日 22:57:00)
http://blog.goo.ne.jp/okunagairi_2007/e/c20375c9ed6dbafd9f7cce594dc0ca4e
・牛肉問題で抗議する韓国国民 〜 日本となぜこれほどちがうのか
2008-06-24 02:25:07
(転写開始)
韓国でのBSE(牛海綿状脳症)問題による米産牛輸入制限が話題になっています。
日本においても、同じ問題はしばしば大きく取り上げられ、「輸入制限で牛丼が食べられなくなるという話題」や「危険部位が輸入肉の中から発見された」というニュースになって流れます。
ただ、日本の場合、HIV感染について、危険だと分かっていた非加熱製剤を輸入し使用していた過去があり、国は国民を大切にしない、多少の数の人間は死んでもかまわないと考えていたとしかいいようのないひどい扱いがまかりとおる国柄だということを見てしまいました。
危険な牛肉でもアメリカが輸入せよと圧力を掛ければ、国は国民の生命や健康の安全はさておき、輸入を決めるのだろうという悲観的な思いを持っていました。
他方、国民の側も輸入肉から輸入を認めていない危険部位が見つかっても、国民は物わかりがよく、特に大きく騒ぐでもなく、いつの間にかニュースが立ち消えてしまいます。
ところで、このところ韓国ではこの輸入牛肉の問題で、市民がデモをするなど声を上げており、それがソウルで1万人の規模、地方では16万人が行動を起こしているということに驚きました。そして、その様な運動の成果として李大統領の謝罪や輸入に関する約束などを取り付けています。
国民の声が政府を変えたり、活動をコントロールしている例だと思います。
これと比べて、日本の国民はどうして「NO」という意思表示をしないのでしょう。
されるままに従順な群れになってしまう日本人を本当に頻繁に見てしまいます。
同じアジアの最も近いところで暮らす近似した民族でありながら、一体何が違うのでしょう。
政治を変えるヒントはこんな例に見つけられるはずです。
<毎日新聞から08.6.22>
韓国:米産牛輸入制限 「危険部位改善されず」 市民、なお反発
【ソウル堀山明子】韓国の米国産牛肉輸入問題は21日、輸入制限を実質的に復活する形で決着した。青瓦台(大統領官邸)は「これで国民の不安は解消された」(報道官)と強調するが、輸入反対派の市民団体は抗議行動を続ける構えで、韓国内の混乱が沈静化に向かうかどうかは不透明だ。
柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は追加交渉妥結について「100点満点で90点。(輸入制限に)期限がない」と外交成果を強調した。今回の合意は、米韓の輸出入業者が30カ月未満の牛肉だけを扱うよう自主規制し、米韓政府がこれを管理する特殊な体制だが、「韓国消費者の信頼が改善されるまで」として期限は明記されなかった。
李明博(イミョンバク)大統領は19日の謝罪会見で、「30カ月以上の牛肉は、決して食卓に上らないようにする」と国民に約束しており、期限付きの措置にならないよう、こだわったとみられる。
聯合ニュースによると、李大統領はワシントンで13〜19日に行われた追加交渉中、「いかなる場合にも30カ月以上は輸入しないように」と繰り返し指示したという。
ただ、4月合意で規制撤廃した内臓部分は修正されず、評価は分かれる。輸入反対集会を主催してきた国民対策会議は妥結について「混乱の核心である骨や内臓など危険部位の輸入問題は改善されなかった」と批判し、今週の官報告示の撤回に向けた運動を強める方針を明らかにした。
ソウル市庁前広場で20日夜から48時間連続で行われていた米国産牛肉の輸入反対集会は21日夜、前日の約3000人を大きく上回る約1万人(いずれも警察発表)が参加。集会の規模は全国で約16万人が参加した10日をピークに減少傾向にあったが、再び増加に転じた。
<韓国の米国産牛肉輸入問題をめぐる経緯>
4・18 韓国が米国産牛肉の輸入規制撤廃で米と合意
19 ワシントンで米韓首脳会談
29 MBCがBSE(牛海綿状脳症)特番を放映。ネットで反響
5・ 2 輸入反対の中高生がソウルで大規模集会
8 韓国首相「米国でBSEが発生すれば輸入中断し協定を改正する」 と安全対策強化策を発表
22 李大統領が説明不足を謝罪する談話発表
29 韓国政府、規制撤廃を告示する方針を発表
6・ 1未明 デモ隊と警察が衝突、100人以上負傷
3 韓国政府、米国と追加交渉する方針に転換
4 地方自治体の補選で与党ハンナラ党が惨敗
5〜8 輸入反対の72時間連続集会に12万人参加
6 青瓦台大統領室長ら高官8人が辞意表明
10 韓国首相が全閣僚の辞意を李大統領に伝達/全国で最大規模の16 万人が参加し、輸入反対集会
13〜 ワシントンで米韓両国間で追加交渉始まる
19 李大統領が国民に謝罪会見
(毎日新聞 2008年6月20日 東京朝刊)
(転写終了)
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