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脱北者に厳しい現実を突きつける韓国
脱北者もUターンする韓国の劣悪環境 優遇制度で就職も妬まれ差別…
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131019/frn1310191450006-n1.htm
2013.10.19 夕刊フジ
韓国に嫌気がさして“撤退”していくのは外資系企業だけではない。北朝鮮の窮乏から逃れようと、命がけで韓国にたどり着いた脱北者が、世知辛い韓国社会に幻滅して、北朝鮮へ舞い戻っているのだ。「北出身」とバカにされ、優遇措置にやっかみを持たれ、邪魔者扱いされて生きづらい…。韓国はいつから「無慈悲」がまかり通る社会になってしまったのか。
「傀儡徒党に誘引されて南朝鮮(韓国)に引き込まれ、共和国に戻った住民たちの座談会」
こんな奇妙な記事を、北朝鮮の朝鮮中央通信が先月30日に配信した。北朝鮮に戻ってきた脱北者が、韓国での劣悪な生活を語るという趣旨だ。
まず、日本海に面した端川(タンチョン)市から脱北し、帰国したパク・ジングン氏は「韓国での1年は悪夢の毎日」「誘惑されて引きずり込まれた人(脱北者)だけでなく、南朝鮮(韓国)の住民たちも暗黒社会だ」と証言した。
中国と国境を接する恵山(ヘサン)市のチャン・グァンチョル氏は「お金がなく、働き口も得ることができない。とうてい生計を立てられない」と韓国での暮らしぶりを語った。
北朝鮮によるヤラセの可能性も高いが、韓国で脱北者支援を行う団体関係者は「脱北者にとって、韓国はもはや魅力のある亡命先ではなくなっている。『韓国=暗黒社会』というのは、言い過ぎではない」という。
韓国統一部の統計によると、韓国に入国する脱北者は2009年の2929人をピークに減少傾向が続き、昨年は1502人まで半減。今年は8月までに952人と、やはり減少に歯止めがかからない。
通常、韓国に入国した脱北者は、政府の定着施設「ハナ院」で適応教育を受ける。その後、定着金700万ウォン(約63万円)を受け取り、賃貸住宅を自ら探す。就労支援制度や職業訓練制度が無償で受けられ、公務員や民間企業には「脱北者枠」もあるが、現実の生活は厳しい。
前出の支援団体関係者は「韓国は就職難のうえ、家柄やどこの出身かを気にする社会のため、職を得るのが難しい。脱北者が優遇制度で職を得られても『楽をした』と妬まれる。低い身長と言葉の違いで『北出身』とバレて、『田舎者』『学がない』とバカにされる。脱北者の7割は女性のため水商売や風俗嬢になるケースも多い。耐えきれずに仕事を辞める人も後を絶たない。脱北者と韓国人が結婚するのも極めて困難だ」という。
同じ民族でも、激しい差別があるようなのだ。
中高年になると、脱北者の仕事はさらに減る。支援団体が調査したところ、高齢の脱北者の8割が生活保護を受給していた。これは韓国人の10倍にもなる率だという。
韓国人の中には「自分たちの生活が苦しいのに、脱北者を税金で支えるべきなのか」と口にする人もいる。また、韓国生活に慣れない脱北者に近づいて、定着金をむしり取る詐欺師までいる。
結果、「北に帰りたい人」や、本当に「北へ帰る人」が出ているというのが実情だ。
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