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金正恩氏の経済改革、既得権層の反発で難航
記事入力 : 2013/10/15 11:11
「市場経済の導入」を発表も、関連政策を提案した研究者が処罰される
朝鮮労働党組織部が処罰を主張か
海外勤務者子女の帰国指示、反発広がり5カ月で撤回
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が昨年から進めてきた経済改革が、党や軍のエリートらによる反発で思惑通り進んでいないことが分かった。北朝鮮の内部事情に詳しい韓国政府筋が14日に明らかにした。
金正恩氏は昨年6月、市場経済的要素の導入を骨子とする「6・28措置」を発表すると同時に、大学などの研究機関に「誰でも思う存分、政策を提案せよ」などと指示していた。
この指示を受け一部の研究機関では「勤労人民大衆が土地と工場の本当の主人になるべきだ」「中国も家族営農によりわずか2年で食料問題を解決した。そのため(北朝鮮でも)土地を個人に分け与え、中小企業も個人に経営させるべきだ」などの報告書が次々と提出された。ところがこれらをチェックした朝鮮労働党組織部は昨年10月「思想的に問題があるので、厳しく処罰しなければならない」と主張し、金正恩氏も「反動的な発言が今後出てこないように踏みつぶしてしまえ」と指示した。そのため報告書を提出した研究者らは全員が思想検閲とともに処罰を受けた。
金正恩氏は今年4月、海外勤務者の子女を帰国させるよう指示したが、わずか5カ月でこれを撤回した。当時、子どもを海外に滞在させていた北朝鮮の権力層の間では「このような指示を出させたやつは、党と大衆をバラバラにさせようとする悪党だ」「金正恩氏は非常に大きなミスを犯した」などの声が出ていたという。
上記の韓国政府筋は「海外勤務者の子女たちの中には最後まで帰国しなかったケースもあり、また戻った子どもたちの間では飛行機のチケット代を要求する声も出ていたと聞いている」と明らかにした。
黄大振(ファン・デジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/15/2013101501425.html
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北朝鮮 金正恩政権下でぜいたく品輸入が急増
記事入力 : 2013/10/14 12:54
【ソウル聯合ニュース】韓国国会外交統一委員会の所属議員が14日、「北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制でもぜいたく品の輸入が毎年急増し、記録を更新している」と指摘した。韓国政府は国連安全保障理事会決議に基づき、北朝鮮への搬出を制限するぜいたく品を指定している。韓国の関連機関が指定リストを基に北朝鮮のぜいたく品輸入の現況を分析した。
同議員によると、北朝鮮のぜいたく品輸入は、金第1書記が公式に後継者として登場した2010年が4億4617万ドル(約438億5000万円)、2011年が5億8482万ドル、2012年が6億4586万ドルと拡大している。故金正日(キム・ジョンイル)総書記時代の年間3億ドルを大きく上回った。
北朝鮮が昨年輸入した主なぜいたく品には、欧州産のペット犬と犬用品、欧米製の乳幼児用品、ドイツ製の個人用高級サウナ設備なども含まれる。高級楽器を輸入して牡丹峰楽団や銀河水管弦楽団に支給したほか、日本や中国製の中型乗用車を幹部に与えたとされる。
昨年輸入が大幅に増えたのは、洋酒やワインなどの酒類・飲料(3011万ドル)、テレビ・コンピューターなどの電子製品(3億710万ドル)、高級時計(818万ドル)、毛皮類(788万ドル)、ハンドバッグ・かばんなどの革製品(675万ドル)など。これは朝鮮労働党と幹部のプレゼント・宴会用、平壌の富裕層が利用する百貨店・商店の販売用とみられる。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/14/2013101401804.html
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