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株式日記と経済展望
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韓国人の頭の中には「国の序列」がある。そして「上の国」たる韓国が
「下の国」の●●を見下し、それを天下に吹聴するのは当然という意識
2013年9月26日 木曜日
◆なぜ、韓国は東京五輪を邪魔したいのか 9月26日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130924/253788/?P=1
「反日」から「卑日」へ
「韓国が日本より上にあるのに、まだそれが理解されていない」との思い――。だから訪韓した外国人に対し韓国メディアは「日本は卑しい存在だ」と訴えて談話を引き出し、大統領は世界を巡りながら「日本の劣後性」を宣伝して回るのでしょう。
最近の韓国の行動を「反日」ではなく「卑日」と私が呼ぶのはこのためです。「反日」は下から目線の恨み節。一方、「卑日」は上から目線の、世界に向けたプロパガンダです。
この宣伝活動は「韓国が日本よりも上」と世界が認識した、と韓国人が信じるまで続くと思います。
「卑日」をやって韓国の地位が上がるとも思えないし、韓国にとっても格好いい行動ではないと思うのですが。
鈴置:何度も申し上げる通り、それは韓国社会では正しい行動です。例えば、夫婦喧嘩した奥さんが通りに出て大声で亭主の悪口を叫ぶ。亭主は困って奥さんに譲歩する。この際、奥さんが恥ずかしい行動をしたとは世間は見ないのです。
夫婦に限りません。政府に要求が入れられなかった野党はしばしば街頭行動に繰り出します。国会前の広場などにテントを張って、党首自らそこに「籠城」します。
労働組合も、経営側というよりも「世間」に訴えるのが目的で籠城します。韓国社会では「籠城」すれば同情が集まり、相当無理な要求でも通ることが多いのです。
「日韓」より「韓国」の特殊性
韓国国内ではこうしたノリで勝つのが普通ですから、日本に対しても同じ行動をとるのは当然です。
韓国人や、日本の韓国専門家は日韓関係の悪さを説明する時に「両国関係の特殊性」ばかりを強調してきました。しかし「韓国の特殊性」を見落とすと物事を見誤ります。
例えば、サッカーのワールドカップの期間中に、必ず韓国の一般紙に登場する見出しがあります。「サッカーしかできない●●に、サッカーも経済も得意な韓国が教えてやる」です。
●●は当日、韓国と対戦する相手で、中南米の国であることが多い。記事を読みますと別段、そんなくだりはない。典型的な「空見出し」で、日本の新聞は絶対に付けません。
そもそも、こんな上から目線の、品のない見出しは日本では――普通の国なら大問題になります。中国のメディアだって付けないでしょう。
ところが、韓国人に「あの見出しはまずくないか」と聞いても、多くの人の反応が「どこが?」です。「●●国の経済は非常に悪い。それを指摘して何が悪い」と反論して来る人もいます。
韓国人の頭の中には「国の序列」がある。そして「上の国」たる韓国が「下の国」の●●を見下し、それを天下に吹聴するのは当然、との意識があるのです。
弱いから日本は譲歩した
確かに「韓国の特殊性」を理解しないと、もう、まずいですね。ワールドカップで思いだしたのですが、2002年の共催で日韓関係はぐんと良くなったと考えていました。
鈴置:それは日本側の思い込みに過ぎません。日本人は「韓国に譲歩すれば相手もそれをくんでくれ、うまくいく」と考えたのでしょうけど、それは全くの勘違いでした。
韓国では「日本は弱くなった。だから譲歩して共同開催を呑んだ」と受け止めた人が多かったのです。韓国は「強い人は譲歩しない社会」だからです。
その後、韓国には、日本には強く出ればいい、という空気が広がりました。「我が国は、五輪でも万博でも何でも日本の後に開催する運命にある」と韓国人は思っていた。
しかし、ワールドカップでは「日本が先にやろうとしたのを邪魔したら、何と共催にこぎつけることができた」実績ができたからです。
ことに、1997年の経済危機で、韓国はワールドカップ共催を返上せねばならぬかと焦った時期がありました。それが、経済危機を乗り越えて開催し、なおかつ競技では日本より上の4位になった。
「もう、日本は怖くないからな」
このころから明らかに韓国人の対日姿勢が変化しました。例えば当時、突然、韓国人から「もう、日本は怖くないからな」と言われた日本人留学生もいます。
この言葉が象徴するのは「これからは遠慮せず、言いたいことは言うし、やりたいことはやるぞ」ということでしょう。もう、10年以上もたっているのに、こうした変化を知らないで韓国に臨む人がいるのは驚きです。
サムスン電子、現代自動車の躍進と、日本経済の低迷も韓国人の自信を大きく強化しましたしね。
鈴置:1995年ごろからトヨタ自動車の利益をサムスン電子が抜いたりしていました。韓国の経済人が自信を持って「日本には追いつけるし、追い越せる」と言うのを私が聞いたのが1999年でした。
日韓関係は小手先のことでは改善しない、ということですね。
(私のコメント)
ネット上などでは韓国人の性格などが分析されて多く書かれていますが、時代が変わるにつれて今まで隠されてきた性格が露骨に表れてくることがあります。戦前の日本統治時代を知らない世代がほとんどとなり、日本語が話せる世代もほとんどいなくなり、政治レベルでも日韓の政治家の維持疎通も難しくなってきました。
金大中大統領くらいまでは、日本語も出来たから日韓会談でも意思の疎通ができましたが、ノムヒョン政権以降は通訳を介さないと会談も出来なくなり、パククネ大統領も英語や中国語はできても日本語はできないようです。だから以前の韓国と現代の韓国とでは意思疎通がなかなかできなくなり、政治家も裏ワザができなくなりました。
昔なら、通訳抜きで会談ができたから日韓で外交問題が起きても、秘密会談で裏金で決着がつけられたのでしょうが、今では日本から特使を派遣しても秘密会談ができないから裏金で決着がつけられない。裏金とは官房機密費とか外交機密費などですが、日本では野党対策でも裏金をばらまくことが国会対策だった。ハマコー先生がそのように話していた。
最近では状況が変わって、鈴置氏が言っているように最近の韓国人は日本人を目下にみるようになり、韓国の新聞テレビなども対日批判がエスカレートしてきている。その影響を受けて韓国の若い人なども日本を目下にみる傾向が強まっている。強く主張すれば日本人は譲歩するといった事が重なると、それが止まらなくなる。
これは対韓国に対して言える事ではなく、アメリカやイギリスや中国やロシアなども同じように思われているようだ。日本人の交渉術からいえばこちらが譲歩すれば相手も譲歩することを考えますが、譲歩を引き出せば相手は弱いとみてさらに強硬な事を言ってくる。戦前の日米交渉もそうであり、譲歩すればさらに強く言って来られて日本政府はプッツンしてパールハーバーになってしまった。
英米などの交渉術では、ダメもとで吹っかけておいて相互譲歩で最初の狙い通りの線で纏める事があります。バナナのたたき売りのような交渉術ですが、外国と交渉するときは相手はダメもとで吹っかけてくる。しかし日本の政治家はそのようなバナナのたたき売りのような交渉には慣れていないから、ワシントン会議のような軍縮条約で5・5・3と言った不利な条約を飲まされた。
最近の中国や韓国との外交摩擦も、竹島もダメもとで占拠したら日本政府は何もしなかったことで既成事実化してしまった。中国も尖閣ではダメもとで「尖閣は中国固有の領土」と吹っかけて来ていますが、強く出れば日本の政治家は譲歩して纏めようとする。しかし同じように強く出て来られれば日本人も怒り出してプッツンする段階にまで来ている。
ロシアなどとの領土問題でも、ロシアは相互二分の一づつ分け合う方法で纏めて来ていますが、日本の政治家は歯舞・色丹の二島で纏めようとしたこともある。それだけ日本の政治家は外交交渉ではタフネスさがなく強く出られない。現実的には北方領土も面積二等分で纏めるしかないと思いますが、アメリカの横やりが入るだろう。
竹島にしてもさっさと国際司法裁判所に訴え出ればいいと思いますがそれすらも日本の政治家は遠慮している。日本が譲歩すれば韓国も譲歩してくると思っているからなのでしょうが
韓国人が外交交渉で譲歩する事は無い。日本が外交交渉で有利にまとめるには徹底的に韓国を叩きのめしてNOとは言わせないことだ。中国が朝鮮に対してやってきた事もそうであり、力でねじ伏せれば朝鮮人は素直で扱いやすい。
日韓併合も、日本が中国やロシアを叩きのめしたから朝鮮人は日本にすり寄ってきた。最初は3・1暴動などもありましたが、台湾よりかは統治はしやすかった。アメリカもシリア問題では戦争も辞さない事をちらつかせながら交渉していますが、外交交渉では軍事力がなければ交渉にならない。
韓国も中国も日本の軍事力の足元を見ているから外交的に強硬な事を言ってきているのですが、韓国は中国さえ味方につければ日本に対しても上から目線でものを言ってくる。鈴置氏によれば日韓関係は米中の代理戦争になっているという事ですが、パククネ大統領の米中両天秤外交は非常に危うい。アメリカにしてもバカではないから韓国が中国にすり寄っていることに対しては、しっぺ返しがあるだろう。
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