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北朝鮮経済 2年連続プラス成長=昨年1.3%
2013/07/12 14:37 KST
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮経済が2年連続のプラス成長を記録した。1人当たりの国民総所得(GNI)も前年比2.7%増えたが、韓国の19分の1にすぎず、南北間の差は広がったままだ。韓国銀行(中央銀行)が12日、関係機関の資料を基に分析した「2012年北朝鮮の経済成長率推定結果」で明らかにした。
◇2年連続成長 製造業は4年ぶりに増加に転換
昨年北朝鮮の国内総生産(GDP)ベースの成長率は1.3%であると推定された。通貨危機以降、初めて韓国の成長率を上回った2008年(3.1%)以来の高水準。
2008年には農業生産の好調と国際社会の重油支援で成長率が一時急上昇したが、2009年はマイナス0.9%、2010年にはマイナス0.5%とマイナス成長を記録し、2011年に0.8%成長した。
韓国銀行は「昨年に農林漁業が好調を示した上、製造業も増加に転じ、成長率がさらに高まった」と説明した。
産業別でみると、名目GDPの23.4%を占める農林漁業生産が3.9%増加した。畜産業の生産は12.3%増加し、農作物の生産も増えたため。
製造業(GDPの21.9%)生産は1.6%増えた。製造業の生産は2008年に2.6%増加して以来、3年連続でマイナスを記録したが、今回再び増加に転じた。
食料品とたばこなどの生産増加で軽工業が4.7%増え、重化学工業も0.2%増加した。
鉱業(GDPの14.0%)も石炭増産で0.8%増加した。電気・ガス・水道業(GDPの3.5%)も水力および火力発電拡大で1.6%増えた。サービス業(GDPの29.4%)も0.1%増加した。ただ、建設業(GDPの7.8%)は道路など土木建設が減り、1.6%減少した。
◇南北の所得格差は依然大きく
昨年北朝鮮の名目GNIは33兆5000億ウォン(約3兆円)と推定された。韓国と比べれば、約38分の1で前年と同水準だった。
これを人口で割った1人当たりの国民総所得は137万1000ウォンだった。韓国の約19分の1となる。
対外貿易では差がやや狭まった。
昨年に韓国の対外貿易規模が1.1%減少したのに対し、北朝鮮の対外貿易規模は7.1%増えたため。北朝鮮の輸出は化学製品、動物性生産品などを中心に3.3%増えた。輸入は繊維類、輸送機器などを中心に10.2%増加した。
南北間の貿易規模は19億7000万ドルで前年より15.7%増加した。開城工業団地を通じた交易が全体の99.5%を占めた。
csi@yna.co.kr
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/07/12/0200000000AJP20130712001700882.HTML
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