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日本海に沈む夕日。西から日が昇るのは天才バカボンだけ
【韓国の真実】即日、記事取り消しになった「東海」の“証拠” お粗末な韓国人の無知
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130705/dms1307050716007-n1.htm
2013.07.05 夕刊フジ
韓国は「日本海ではなく東海と呼ぶべきだ」とする運動を飽きることなく続けている。
欧米企業のHPに載った地図に「日本海」とあるのを見付けるや、国技のサイバー攻撃を仕掛けるのは、その典型だ。
そうした中で「実は戦前の日本でも、日本海のことを東海と呼んでいた」というアッと驚く新聞記事が出たことがある。
話は釜山に住む随筆家が古いレコードを整理していて「愛国行進曲」を初めて聴いたときから始まった。
愛国行進曲とは、戦前の日本の国民歌謡であり、
「見よ東海の空明けて 旭日(きょくじつ)高く輝けば 天地の正気●溂(せいきはつらつ)と 希望は踊る大八洲(おおやしま)」と勇壮に歌う。
この詞に出てくる「東海」とはどこの海を指すのか−随筆家は、やはり戦前の日本の国民歌謡に「太平洋行進曲」があったことを知っていた。
それで、彼のファンタジーはこう進む。
(1)「太平洋行進曲」があった事実は、いま太平洋と呼んでいる海を、戦前の日本でも太平洋と呼んでいた証拠である。
(2)ならば愛国行進曲に出てくる「東海」とは、どこを指すのか。
(3)日本にとって海といえば太平洋か日本海だ。このうち太平洋は戦前も同じ名前だったのだから、「東海」とは日本がいま日本海と呼んでいる海しかない。
(4)すなわち戦前の日本では、沿海州と列島の間の海を「東海」と呼んでいた。愛国行進曲は、その動かぬ証拠だ。
おそらく随筆家の方からマスコミに売り込んだのだろう。通信社の聯合ニュースが配信し、ソウルでは毎日経済新聞(2012年5月23日)が、その記事を掲載した。
記事には「当時、日本人は日本海という名称を使わず東海と呼んでいたことを傍証する」との金文吉・韓日本文化研究所長の談話まで付いていた。
金文吉氏とは、日本のコリアウオッチャーの間では既に有名な「反日学者」だ。釜山外国語大学の教授から学長まで務めている。
そんな立派な経歴を持つ日本専門学者でも愛国行進曲を初めて聴くや、「傍証する」とコメントしたのだ。
が、聯合ニュースも毎日経済新聞も即日、「記事取り消し」をHPで告知、問題記事を抹消した。
想像するに、ものを知る偉いお年寄りあたりが注意喚起したのだろう。日本で太陽が昇る海といえば、東の方向にある太平洋のことである。
日本にも韓国にも「日本人は韓国についてほとんど知らないが、韓国人は日本のことをよく知っている」などと語るインテリがいるが、私は疑っている。
「記事取り消し」になったとはいえ、この話は韓国の反日専門家たちがどんなレベルで動いているかを教えてくれる気がする。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。
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