01. 2013年3月23日 15:43:44
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全国軽工業大会で行った演説 http://www.naenara.com.kp/images/periodic/news_daily/2013/03/20/e-3-20-2.jpg 先軍朝鮮の自主的尊厳と不敗の威力を万邦に轟かし、最後の勝利をめざす総進軍を力強く繰り広げている時に全国軽工業大会が開かれたのは非常に意義深いことです。 人民生活の向上において重要な役割を担っている軽工業部門と関連部門の勤労者と幹部、科学者、技術者が一堂に会した機会に、社会主義強盛国家建設の要請に即して軽工業を発展させるうえで提起されるいくつかの問題について述べたいと思います。 軽工業部門は農業部門とともに現段階において経済強国の建設と人民生活の向上のためのたたかいで力を集中すべき主要攻略部門です。 われわれは昨年、人工衛星「光クァン明ミョン星ソン−3」号2号機を成功裏に打ち上げ、ついで第3回地下核実験を成功させることにより、自主と正義の道を力強く前進している朝鮮人民の不屈の気概と白ペク頭トゥ山サン大国の総合的な国力を全世界に誇示しました。 われわれは、世界が認める人工衛星製作及び打ち上げ国、堂々たる核保有国になったわが祖国を人民の幸せが開花する社会主義の楽園にしなければならず、そのためには農業部門とともに軽工業部門に力を集中して勝利の突破口を開かなければなりません。 今、アメリカ帝国主義者とその追随勢力は、宇宙を征服し核実験を成功させた勢いで経済強国の建設と人民生活の向上のための総進軍を推し進めているわが党と人民の前進を阻もうとして侵略戦争演習に狂奔しています。 敵の無謀な戦争騒ぎによって一触即発の険しい情勢がつくりだされている中でも、党中央委員会は全国軽工業大会を開くようにしました。 朝鮮半島で新たな戦争を防ぎ、平和的な環境の中で経済建設を推し進め、人民生活の問題を一日も早く解決しようというのはわが党の確固たる立場です。 このたびの大会は、先軍の銃剣に依拠して国の平和と安全を固く守りながら、革命的大高揚の炎によって敵対勢力の反共和国圧殺策動を断固粉砕し、人民の楽園を建設しようとするわが党の揺ぎない信念と意志をはっきり示すことになるでしょう。 党中央委員会は、軽工業部門で人民生活向上大進軍の砲声を高らかに響かせ、軽工業で燃え上がった革新ののろしを農業と経済全般に新たな飛躍の強い炎を燃え上がらせる火種にならしめる意図で、このたびの全国軽工業大会を非常に重視しています。 国の軽工業を飛躍的に発展させることは、人民の物質・文化生活を向上させるための張り合いのある事業であると同時に、わが国の社会主義制度の優越性と生命力を誇示し、党と人民の一心団結をさらに強固にし、祖国統一の革命的大事を早めるための重要な政治的事業です。 金キム正ジョン日イル同志が厳しい苦難の行軍の時期から生涯の最後の日々まであらゆる心血と労苦を注いでもたらした近代的な軽工業の土台は、われわれが勝利の走路に沿って疾風の如く突き進むことのできる立派な竜馬であり、この竜馬を立派に乗りこなせば経済強国の高峰を一挙にきわめることができます。 豊富な潜在力と強固な基礎をもつ軽工業のすべての分野で飛躍の炎が燃え上がる時、人民の生産的熱意と戦闘的士気はさらに高まり、経済全般に新たな拍車がかかるであろうし、時代を驚嘆させる奇跡が起こるでしょう。 軽工業部門のすべての幹部と労働者階級は、党の意図をはっきりと知り、全国津々浦々にとどろき渡る軽工業の轟音をもって敵の「制裁」策動を粉砕し、朝鮮は決心すれば実践するということをいま一度全世界に示すべきです。 現在軽工業部門がとらえていくべき中心的課題は、既存の生産潜在力を最大限に引き出して一般消費財の生産を画期的に増やし、近代化、科学化を強力に推進してわが国の軽工業を世界の先進水準に引き上げることです。 軽工業部門では何よりも生産を高い水準で正常化し、各種の良質の一般消費財を大々的に生産しなければなりません。 実際、わが国の軽工業の土台は強固であり、既存の工場、企業をフル稼動させれば、人民の生活上の要求と好みに合う各種の消費財を基本的に充足させることができます。 金正日同志は軽工業部門の工場、企業や商業・サービス機関を現地指導するたびに、試製品や見本をつくって展示したり商店に陳列するにとどまらず、生産を正常化して実際に人民に行き渡るようにすべきであると述べました。 ところが今、軽工業工場では生産を正常化せよという金正日同志の遺訓を貫徹していません。 軽工業部門では工場、企業での生産の正常化を第一義的課題としてとらえ、人民生活に切実に必要な消費財を量産し、特に基礎食品と一次消費財の生産を一段と増やさなければなりません。 軽工業部門で生産計画を遂行するとして生産量だけ重視し、消費財の質を軽視するあやまった傾向を強く警戒すべきです。 人民の文化水準と生活上の要求は日ごとに高まっており、人民が使おうとしない低質な消費財はいくらたくさん生産してもなんにもなりません。 軽工業部門の工場、企業では消費財の質を高める旋風を巻き起こして、人民の好評を得る必需品、自分の単位を象徴し、対外市場に出しても遜色のない製品を生産しなければなりません。 軽工業は生産周期が短く、生産物がすぐ消費される特性のため、原料、資材を十分に供給する問題が生産正常化のための重要な要求となります。 軽工業の原料、資材問題を解決するためには、さしあたって人民生活用の資金を調達することになっている単位の役割を強めなければなりません。 金正日同志は重工業の威力も人民の生活に現われるようにしなければならないとして、端タン川チョン地区の鉱山と工場、企業が全的に人民生活用の資金を調達するようにし、この地区の鉱山、企業を改造し、端川港まで建設するようにしました。 人民生活用の資金を調達することになっている単位では、軽工業発展の第一線を受け持っているという強い責任感をもって生産を大幅に増やし、生産と輸出の一体化を実現し、外国との加工貿易を拡大発展させていくべきです。 軽工業の原料・資材の問題を解決する基本的方途は、原料・資材の国産化を実現することです。 現在、軽工業部門において深刻な問題の一つは原料、資材の輸入依存度が高いことです。われわれは軽工業の原料・資材の国産化を軽工業発展のチョンジャ(種子)、生命線とし、その実現のためのたたかいを最後まで根気よく推し進めなければなりません。 軽工業の原料・資材の国産化を実現するうえでは化学工業が大きな役割を担っています。 化学工業部門の工場、企業は経済組織活動を綿密に行い、良質の繊維とプラスチック、各種の基礎化学製品を円滑に生産しなければなりません。 一般消費財の生産を増やすうえで地方工業を発展させることがきわめて重要です。 現在の状況下で地方産業工場を円滑に稼動させるだけでも人民生活における多くの問題を解決することができます。 地方工業部門の幹部と労働者は、軽工業発展の片方の車輪を担っていくという自覚をもち、郡の役割を高め地方経済を発展させて人民生活を向上させるという歴史的な昌チャン城ソン連席会議の精神を新世紀の要求に即して立派に具現しなければなりません。 金キム日イル成ソン同志と金正日同志はつとに、中央工業工場と地方産業工場間に姉妹関係を結び、互いに協力するよう教えています。 中央工業工場は、地方産業工場が自力で解決できない設備と部品、原料と資材の問題を解決し、技術上の支援に力を入れて、地方産業工場で増産の轟音が響くようにすべきです。 社会主義経済建設と一般消費財の生産に大きく寄与した輝かしい歴史と誇るべき伝統をもっているわれわれの地方工業は、人民生活向上のための今日の大進軍でもその威力を余すところなく誇示しなければなりません。 軽工業部門では次に、近代化、科学化の実現を重要な課題としてとらえ、高い段階で力強く推進しなければなりません。 近年、近代的な軽工業工場が数多く建設されましたが、わが国の軽工業の近代化水準はいまだに立ち遅れた状態にあります。 軽工業部門で近代化、科学化を力強く推し進めることは、生産を増やし、製品の質を高め、国の軽工業全般を新たな科学技術的土台を踏まえて強力に前進させるためのキーポイントです。 軽工業部門の幹部と勤労者は、世界の先端を行くという満々たる闘志と高い民族的自尊心を抱き、金正日同志が点じた新世紀の産業革命の炎、最先端突破の熱風をさらに激しく巻き起こし、生産設備と工程の近代化と経営活動の科学化を実現するためのたたかいに拍車をかけなければなりません。 既存の軽工業工場の古くて立ち遅れた設備と生産工程を近代的に改造することに第一の力を注ぐ一方、先を見越して先端水準の設備と生産工程を備えた近代的な一般消費財の生産基地を多く建設しなければなりません。 生産性の低い設備と手労働の多い生産工程を近代的に改造するための高い段階別目標を立ててあくまで実行し、近いうちに軽工業部門のすべての工場、企業の面貌を一新させなければなりません。 ある程度近代化が実現された工場でもこれまでの成果に満足せず、設備と生産工程を最先端技術で装備する運動を粘り強く展開し、特に指導業績が秘められている単位が生産工程のCNC化、リモコン化を実現するうえで先頭に立つべきです 工場を近代化するからといって、他人のものを仰ぎみて多くの外貨をつぎ込んで設備を外国から買い入れることばかり考える傾向をなくさなければなりません。 科学技術によって発展し、科学技術に依拠して生きる現時代は、消費財の生産分野でも科学化水準を絶えず高めることを求めています。 軽工業部門では、工場、企業が近代軽工業の発展趨勢に即して科学者、技術者を生産に積極的に引き入れ、製品生産と品質向上、設備管理と経営活動で提起されるすべての問題を科学的に分析し、科学技術の力によって解決していくようにしなければなりません。 すべての軽工業工場、企業は科学技術陣をしっかり固め、新しい製品開発の能力を高め、集団的技術革新運動を活発に繰り広げなければなりません。 一般消費財の生産を画期的に増やす運動を大衆的な運動、全社会的な事業として展開することが重要です。 8月3日大衆消費財生産運動は、大衆の創意を引き出し、内部の潜在力を掘り起こしてさまざまな良質の消費財を生産することのできる幅広い大衆運動であり、その正当さと生命力はすでに実践を通して実証されました。 1980年代のように8月3日大衆消費財生産運動を活発に展開し、さまざまな良質の消費財をより多く生産すべきです。 同時に、どの部門、どの単位を問わず基本製品の生産と生活必需品の生産をともに推し進め、見栄えがよく実用的な各種消費財を生産して人民の生活向上に大いに寄与しなければなりません。 軽工業部門が発奮して先頭に立って走り、全国がそれに足並みをそろえて一般消費財生産の炎を強く燃え上がらせるなら、近いうちに人民生活を画期的に向上させようとする党の構想は実現されるでしょう。 一般消費財の生産を増やすと同時に、人民へのサービス活動を改善することに大きな力を注ぐべきです。 人民奉仕部門ではサービス活動を創意的に、多様に展開し、サービス精神を高めて人民の便宜と利益を最大限図らなければなりません。 新世紀の要請に即して商業、給養、便益サービス網を近代的に整え、その運営方法を改善し、商品の確保と原材料の供給対策を立てなければなりません。 軽工業工場と商業サービス機関は、生産された製品が不法に取引される行為をなくし、人民により多くの消費財が行き渡るようにしなければなりません。 軽工業発展に新たな転換をもたらし、人民生活を速やかに向上させるためには、軽工業部門の幹部の責任感と役割を高めなければなりません。 わが党は軽工業部門の幹部と勤労者を信じ、近い期間に人民生活に転換をもたらすという決心と意志を内外に表明しました。 幹部が党政策に対する決死貫徹の精神と人民への献身的奉仕精神を持ち、仕事を根気よく、力強く推し進めるなら、今日の状況下でも十分一般消費財の生産を画期的に増やすことができます。 今一番の問題は、幹部が自分の部門、自分の単位の仕事がうまく行かないことについて深く責任を感じず、敗北主義に陥って極力努力していないことです。 軽工業部門の幹部は、覚悟を固めて仕事に取り組み、人民生活向上のためのたたかいの主要攻略部門を担当した指揮メンバーとしての責任と本分を果たさなければなりません。 軽工業部門の幹部は、自分の部門、自分の単位の仕事は自分が全的に責任を負うという立場と姿勢ですべての仕事を手配し、行うべきです。 軽工業部門の省、中央機関の幹部は、軽工業の全般的実態と下部単位の実情をつぶさに掌握したうえで懸案を解決し、軽工業の発展に新たな転換をもたらすための作戦と指揮を責任をもって行うべきです。 軽工業部門の幹部は、硬直とマンネリズム、停滞と不振を排撃し、斬新かつ弾力的に仕事をし、合理的な経営戦略、企業戦略を立てて自力で拡大再生産を実現し、生産を活性化しなければなりません。 今日、幹部の間に見られる「輸入病」は、軽工業の発展を阻む障害となっています。 今、一部の幹部は、生産を活性化して人民の生活を向上させることを考えるのではなく、外国から商品を買い入れ、それを売って金を儲けることを考えています。 幹部は熱い愛国心を持ち、自国のものを貴び、外国のものよりさらに発展させるために極力努力しなければなりません。 軽工業部門の科学者、技術者の役割を強めることは、今日、軽工業の発展を促す重要な保証となります。 軽工業科学分院と軽工業部門の科学者、技術者は宇宙征服者の開拓精神と闘争気風を見習い、国の軽工業科学技術を一日も早く世界的水準に引き上げるという固い覚悟と高い目標をもって奮闘しなければなりません。 科学者、技術者は、当面の生産における科学技術上の問題を適時に解決するとともに、軽工業原料の国産化を実現し、機械設備と生産工程をCNC化、リモコン化するための革新的な案を研究、完成し、新しい軽工業製品と機能性製品をより多く開発しなければなりません。 国家的に軽工業を重視し、軽工業の発展に大きな力を入れるべきです。 軽工業は人民経済の各部門と緊密に結びついており、軽工業の発展は関連部門が軽工業をいかに支援し後押しするかに大きくかかっています。 今日、軽工業に対する観点と立場は、人民に対する観点と態度、党に対する姿勢と立場を示す尺度となります。 人民経済の各部門と単位では、最短期間に人民生活に転換をもたらそうとする党の意図を肝に銘じ、軽工業部門を積極的に支援しなければなりません。 軽工業を速やかに発展させるためには、党組織の役割を強めなければなりません。 道・市・郡党組織と軽工業部門の党組織は、軽工業の発展における金正日同志の不滅の業績を固守し、輝かせ、党の軽工業方針を貫徹することに党活動の重点を置くべきです。 今一部の党組織では、党の方針が示されると最初はわき立っても、一定の期間が過ぎるとその実行を放棄してしまう傾向が現れていますが、こうした熱しやすく冷めやすい活動態度をなくさなければなりません。 軽工業部門の党組織は、幹部と勤労者が金正日的愛国主義を胸に秘め、人民生活の向上のためのたたかいで知恵と情熱を尽くすように政治活動を力強く展開すべきです。 自力更生は朝鮮人民の誇りある闘争伝統であり、人民生活向上大進軍を推し進める強力な武器です。 幹部と勤労者の間で、廃墟の上に自立的な軽工業基地を築いた前世代の自力更生、刻苦奮闘の英雄的な闘争精神を植えつけるための教育活動を活発に繰り広げなければなりません。 党組織は、女性勤労者が多い軽工業部門の特性に合わせて常に給養活動に深い関心を払い、生活上の隘路をそのつど責任をもって解決し、彼女らがより高い熱意をもって仕事に励むようにすべきです。 道・市・郡党委員会の責任幹部は、軽工業に深い関心を払って当該地域内の中央軽工業工場と地方産業工場、人民奉仕単位の実態を日常的に把握し、懸案を責任をもって解決すべきです。 今日、われわれには隘路や難関が少なくありませんが、軽工業の発展展望は明るいものです。 金日成同志と金正日同志が一生をかけて築いた軽工業の強固な土台があり、党の指導に限りなく忠実な人民がいる限り、軽工業の発展には転換がもたらされ、人民は必ず社会主義的栄耀栄華を享受できるようになるでしょう。 党中央委員会は、軽工業部門の幹部と勤労者が勝利の信念を持って奮起し、軽工業の発展に新たな転換をもたらすものと固く信じています。 http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?22+1735 |