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今さら、「昨年、北朝鮮で金正恩氏排除の動き」と言われても、金正日前総書記の霊柩車に寄り添った軍幹部4人がそれから半年ほどで解任されてしまったのだから、北朝鮮上層部で激しい確執があったことは間違いない。
推測だが、確執の第一は、金正恩氏の政策に疑問や不安を抱く長老が“諌言”したことであろう。
いわば、毛沢東流の「百家争鳴」が行われたのであろう。
意見や政策は好きなように直言しなさいと言いつつ、正恩氏は厄介な暴力装置=軍内部の“異分子”をあぶり出すためこれまでと違う“異様な”振る舞いをし、それにケチを付けた人物を排除するという手法である。
シャイで政治にそれほど興味を持たなかったように見えた金正日氏よりも、息子の正恩氏のほうが、政治に熱心で、権謀術数にも長けているようだ。
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「昨年、北朝鮮で金正恩氏排除の動き」 韓国紙報道
2013/3/13 11:00
【ソウル=小倉健太郎】韓国紙の中央日報は13日付で北朝鮮消息筋の話として、平壌で昨年、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を排除しようとする動きがあったと報じた。このほか、北朝鮮内部の勢力争いから銃撃戦も発生。こういった混乱から体制固めの必要性が高まり、ここ数カ月の強硬姿勢につながっていると韓国の情報当局はみているという。
この消息筋は北朝鮮の金英徹(キム・ヨンチョル)偵察総局長が昨年11月、大将から中将に降格されたのもこれらの事件の責任を問われたためとしている。金局長は2010年の延坪島砲撃事件などに関与した強硬派。2月には大将への再昇格が確認されており、金第1書記は体制安定のために強硬派を支持したというのが韓国当局の分析だ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM13027_T10C13A3EB1000/?dg=1
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