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(CNN) アサド政権による流血の反体制派弾圧が続くシリア情勢で複数の米政府高官は8日までに、イランによるシリアへの物的、人的支援が加速し、懸念材料となっていることを明らかにした。
イランとシリアは同盟関係にあり、イランはアサド政権存続のために最大限のてこ入れを図っているとしている。
米政府高官によると、イランはシリアに反体制派鎮圧のための兵器、暴動鎮圧用の装備品、訓練や資金を提供しているほか、コンピューター通信監視などのための技術支援も実施。支援物資を運ぶためイラン政府関係者のシリア訪問も続いている。
イランは、イラクのアルカイダ系勢力「イラク・イスラム国」によるシリアでの勢力伸張の阻止も狙っているとしている。イラク・イスラム国はイスラム教スンニ派系で、イランではシーア派が主流派。
米政府高官はまた、シリア軍の離脱兵が反体制派に転じている問題で、その規模は微々たる水準と指摘。最近の分析では、軍の総兵力は予備役含め60万人以上だが離反兵士の数は最大で1万人としている。
http://www.cnn.co.jp/world/30005855.html
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