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【ワシントン=芦塚智子】オバマ米大統領は6日の記者会見で、核開発疑惑が強まるイランへの攻撃論について「代償を払うのは(米軍の)兵士と家族だ」と述べ、慎重な検討が必要との見解を示した。同時に「これはゲームではない」と指摘し、11月の大統領選を見据えて野党の共和党の大統領候補らがオバマ政権の姿勢を弱腰と批判していることに反論した。
共和党候補の指名争いのヤマ場となる「スーパーチューズデー」の当日に合わせた会見は、大統領選の本選に向け外交や経済政策などの争点を明確にする狙いがある。予備選などを優位に戦うロムニー前マサチューセッツ州知事へのコメントを求められると「幸運を祈る」と笑顔で応じた。
一方で大統領はイラン攻撃論を唱える共和党候補らを「彼らには責任がない。最高司令官ではないからだ」と批判。「戦争をあおっている者たちは代償と利益をどう考えるのか国民に明確に説明すべきだ」と主張した。
イランには米欧などによる経済制裁が効果を上げていると強調し、数週間や数カ月のうちにイラン攻撃の是非を決断することはないと表明した。イランへの圧力を引き続き強めるとも語り、外交による解決は可能との考えを重ねて示した。
大統領は反体制派への弾圧が続くシリア情勢に関しても「一部が主張しているように我々が単独の軍事行動を取るべきだというのは誤り」と述べ、米単独での軍事介入を否定した。シリアのアサド政権の崩壊は時間の問題との認識も示した。
ガソリン価格の高騰を巡ってはホルダー司法長官に原油市場での投機的な動きを調査するよう指示したことを明らかにした。その半面、ガソリン高への「特効薬はない」と繰り返し、中長期的には増産と省エネ策を組み合わせた包括的な戦略が不可欠と訴えた。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381959FE2E5E2E0978DE2E5E2E1E0E2E3E09790E0E2E2E2
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