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(CNN) アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアで3日、政府軍からの離反を図った兵士ら40人以上が処刑されたとみられる。反体制派活動家らがCNNに語った。
反体制派「シリア人権ネットワーク」(SNHR)によると、北部イドリブの軍空港で、兵士50人のグループが離反を計画。これを察知した将校が、グループに参加を申し出る一方で上官に密告した。上官は即刻処刑を指示した。兵士のうち6人は脱出したが、44人が死亡し、遺体は湖に投げ込まれたという。
SNHRは軍最高司令官を兼任するアサド大統領の責任を追及し、国際社会による調査を呼び掛けている。兵士47人が殺害されたとの情報もある。
同国では政権側から離反する兵士が後を絶たず、昨年夏には離反兵による反体制派武装組織「自由シリア軍」が結成された。
一方、反体制派拠点となっていた中部ホムスでは、3日も政府軍による砲撃が続いた。現地の活動家によると、食料や医薬品の不足はますます深刻化し、住民らは雪解け水や雨水を飲んでしのいでいる。
国営シリア・アラブ通信(SANA)は同日、ホムスのババアムル地区から「武装テロ集団」が追放され、治安が回復したと報じた。国営テレビは「外国人テロリストにロケット弾や迫撃砲で攻撃され、デモ参加を強要された」とする住民の声を伝えたが、反体制側はこれを否定している。
先月22日に同地区で死亡した米国出身の英紙記者、マリー・コルバン氏の遺体は、首都ダマスカス市内の病院で米国の利益を代表するポーランドに引き渡された。
http://www.cnn.co.jp/world/30005797.html
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