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カブール(CNN) アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)の兵士がイスラム教の聖典コーランを焼却した問題で、オバマ米大統領は23日、過ちを認めて謝罪した。しかし同国各地で続く抗議デモは、オバマ大統領の謝罪後も鎮静化する兆しは見えていない。
アフガニスタン大統領府と米国家安全保障会議(NSC)によると、オバマ大統領はアフガニスタンのカルザイ大統領に宛てた書簡でコーランの焼却について「故意はなかった」と弁明、「関係者に責任を取らせることを含め、再発防止に向けた対策を取る」と表明した。
この問題では、アフガニスタンにあるバグラム米軍基地で兵士がコーランを焼却していたことが発覚。ISAFのアレン司令官は21日に謝罪し、コーランが焼却に回されてしまったのは手違いだったと弁明していた。
それでも国民の怒りは収まらず、22日から23日にかけても各地で抗議デモが続いている。22日のデモでは少なくとも5人が死亡。米当局者によれば、23日には東部ナンガルハル州の基地の近くで米兵2人がアフガン軍の制服を着た男に銃で撃たれて殺害された。現地の当局者は、基地周辺で抗議活動を行っていたデモ隊の2人が銃撃戦に巻き込まれて死亡、米兵2人とデモ隊の7人が負傷したとしている。
アフガンの当局は、コーランの焼却を強く非難するとともに、国民に対しては「デモや抗議行動に出れば、敵に付け入るすきを与えかねない」として平静を呼びかけている。一方、反政府武装勢力タリバーンは北大西洋条約機構(NATO)の基地襲撃や兵士の殺害を呼びかけており、イスラム教の祭日となる24日に向けて一層のデモ激化も懸念されている。
http://www.cnn.co.jp/world/30005709.html
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