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宗派・路線対立越えられるか シリア反体制派
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/800.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 2 月 19 日 11:48:58: mY9T/8MdR98ug
 

シリア反体制派の連携組織「国民評議会」が、シリア軍離脱兵らでつくる「自由シリア軍」と調整機関の設置に合意し、反体制派の結束に乗り出した。アサド政権が国際的な孤立を深めるなか、反体制派の正当性を強め、政権打倒に向けて勢いを強める狙いがあるが、軍事的な攻勢をかけるには課題も多い。

反体制派の結束が難しかったのは、宗派間の対立に加えて、アサド政権への対応で路線面の対立があり、まとまっていなかったためだ。評議会の議長は3カ月交代の輪番制で、政権内部からの離脱者がほとんどいない中、反体制派を取りまとめる「顔」が育っていない面もある。

反体制派は、ムスリム同胞団を含む多数派のイスラム教スンニ派が主体。これに対し、アサド政権の支持母体であるアラウィ派、キリスト教徒ら国内少数派には、「多数派支配」や「国家のイスラム化」に対する懸念から、政権を支持する側に回る動きがある。

アサド政権との軍事対決を選んだ場合、外国勢力の介入を認めるかどうか、といった点で路線対立が埋まっていない。国民評議会幹部のハイサム・マレハ氏は「評議会内部では、すでに政権打倒で一致しているが、方法論で意見対立がある」と話す。

トルコ国境沿いに「解放区」をつくる構想については、国際社会の後方支援、軍事支援の有無や、今後の離脱兵の動きがカギになる。トルコはいち早くアサド政権打倒支持を打ち出したが、シリアと同盟関係にあるイランと国境を接しており、直接的な介入を踏み切れば、イランを巻き込む恐れがある。

シリア軍からの離脱兵は、マレハ氏によると現在5万人で正規軍の6分の1程度だが、反政権デモの動きが全土に広がるなか、正規軍を一ヵ所に集中させることは難しい面もある。反体制派が優れた武器調達や指揮系統などの条件を整えられるかが焦点になる。


2月19日 朝日新聞より
 

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コメント
 
01. 2012年2月19日 13:46:37 : S57QJHub3w
相変わらず朝日新聞の記事はトロい。寝言のようなトロさだ。鼻ちょうちんをこさえてなんか言っている程度の両派の対比図で何事か語ったつもりなのだから笑えてくる。

自由シリア軍が対戦車砲ミランを装備

ホムス市バーバー・アムルに立てこもる武装集団が、ドイツ、フランス、イギリスが生産しているミラン・ミサイルを装備している(コピペ記事↓は、ドイツかイギリスが供与したのだろうと書いている)。掃討作戦の初日、武装集団は地区の入り口を封鎖し、近づく戦車をミランでことごとく破壊したため、シリア軍は多連装ロケットで応戦した。

ミランの発射装置は1機につき10万ユーロ(1045万円)、ミサイルは1発1万2千ユーロ(174万円)もする。カタール政府高官は2011年4月、リビアのゲリラにミランを供与したことを認めた。

これを使う武装ゲリラを抑え込むため、
http://www.youtube.com/watch?v=AMh8xcC8GuQ
シリア軍がこれを使った(02:09から)というのが真相なのだが、米欧メディアは後者しか報道しない。
http://www.youtube.com/watch?v=wCm3A1vrmXQ

・・・パスポートを持たずに密入国した外国工作員が、こんな危なっかしい武器を使ってたてこもるのだから、取り締まって当然ですね。国力が衰えてきた我が国も、シリアの出来事を他人事と思わず、密入国者と、密入国を悪と表現しない怪しい集団に気をつけましょう。

ミランに関する説明:Wikipedia日本語、Wikipedia英語


Free "Syrian" Army stronghold equipped with Milan missiles
Voltaire Network | 16 February 2012
http://www.voltairenet.org/Free-Syrian-Army-stronghold
http://megalodon.jp/2012-0217-2034-46/www.voltairenet.org/Free-Syrian-Army-stronghold

The Battle of Homs was particularly deadly for the belligerents on both sides, as well as for civilians. During the first three days, the Syrian Arab Army was warded off by the rebels that blocked all entry points to their neighborhood. They destroyed all approaching armored vehicles using Milan missiles. Ultimately, the Syrian Arab Army had to resort to multiple rocket launchers to bombard the Milan firing posts, at the risk of causing heavy civilian casualties.

Each Milan shooting station, located on every street going into Bab Amr costs 100,000 euros, and each missile about 12,000 euros. The missiles were fired at a rate two to three rounds per minute. This equipment is manufactured by North Aviation (France) and MBB (Germany). It is supposed to have been given to the Free "Syrian" Army by the United Kingdom and Germany.

In April 2011, Doha officials acknowledged that Qatar had delivered Milan missiles to Libyan insurgents from Benghazi to help overthrow the Arab Jamahiriya, by way of the UN resolution that allowed the delivery of "defensive weapons " (sic) to the Libyan opposition.

http://hibikan.at.webry.info/201202/article_178.html


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