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2月17日、リビアでカダフィ大佐の独裁政権崩壊につながった反政府デモが始まって1年を迎えた。写真は祝福する市民。トリポリで撮影(2012年 ロイター/Anis Mili)
[トリポリ 17日 ロイター] リビアでカダフィ大佐の独裁政権崩壊につながった反政府デモが始まって1年となる17日、首都トリポリの殉教者広場(旧称・緑の広場)では国旗がはためき、国内各地から集まった多くの人が喜びの声を上げた。
「リビアにはまだ問題が残っているが、この素晴らしい日を祝いたい」「リビア人全てが幸せを感じていると思う」などと祝福の声が上がり、打ち上げられた花火が夜空を彩った。
また、リビアを暫定統治する国民評議会(NTC)のアブドルジャリル議長は、「民主的な国家を作っていく」とテレビ演説で決意表明。キーブ暫定首相も、「海外に逃亡したカダフィ一族を必ず見つける」と第2の都市ベンガジに集まった民衆に訴えた。
リビアでは昨年2月17日、ベンガジで大規模な反政府デモが発生。8カ月後の10月20日にカダフィ大佐が死亡し、独裁政権が崩壊した。
ただ、リビアでは現在も数百もの民兵組織が横行し、国民はNTCに対して不信感を募らせている。国際人権団体がNTC議長に対し、取り締まり強化を要請しているが、NTC側は効果的な手段がないとして対策を取れないでいる。
国民からは「今のところ何の進歩も見られない」などとNTCに対する不満の声も上がっており、先行きには懸念が広がっている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE81K47P20120219
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