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シリア:「反体制派にアルカイダ」 米情報長官、生物兵器流出を警戒
http://mainichi.jp/select/world/news/20120217dde007030014000c.html
【ワシントン白戸圭一】クラッパー米国家情報長官は16日、米上院軍事委員会の公聴会で、国際テロ組織アルカイダのメンバーがイラクからシリアに流入し、反体制派に浸透していると証言した。米国はシリアのアサド政権が生物・化学兵器を所有しているとみており、混乱に乗じてテロ組織が入手することに警戒を強めている。
アサド政権による弾圧が続くシリアでは、昨年12月から先月にかけて治安機関などを標的にした自爆テロが相次いだ。
クラッパー長官は公聴会で、これらのテロに言及したうえで「イラクのアルカイダがシリア国内に勢力を拡大していると考えている」と証言した。
さらに長官は「過激主義者たちは反体制派に浸透しているが、多くの場合、反体制派はその存在に気付いていない可能性がある」と述べ、アルカイダが混乱に乗じて勢力を拡大していることに強い警戒を示した。
シリアには「シリア国民評議会」や離反兵士らで組織する「シリア自由軍」などの反体制勢力があり、アサド大統領退陣を求めるオバマ米政権は連携を模索している。
だが、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は14日の上院軍事委の公聴会で「外部の勢力が反体制派を支援し、状況を複雑にしている」と連携の難しさを指摘。同時に「シリアには化学・生物兵器戦の脅威がある」と述べ、アサド政権崩壊に伴う生物・化学兵器の流出を防ぐため監視を強化する必要性を訴えていた。
米メディアによると、米政府は軍事衛星や偵察機による生物・化学兵器の保管施設の監視を強化している。だがアサド政権は生物・化学兵器以外にも、航空機の撃墜が可能な地対空ミサイルを多数保有している。このため米国ではテロ組織への流出に対する警戒感が強まっている。
毎日新聞 2012年2月17日 東京夕刊
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