01. 2012年2月17日 15:51:51
: l1NPjWZAfD
シリア:新憲法の国民投票を2月26日に実施へ2012/02/16 21:36 2月15日に新憲法草案を発表し、26日にいきなり投票というスケジュールに、さすがの私も驚いた。読む暇も与えない(苦笑)。 http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=7851acb4ae708d6206f8fa7e0c70ffd7&h=%CF%D3%CA%E6%D1&ar=609662137 (2月17日6時追記) 治安が悪くても、国民投票を決行する。意思表示したい人は投票所へ行くように。ボイコットするのは自由。3月に内閣改造をする。 http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=30267 http://backupurl.com/jm4t4t (追記終了) 新憲法草案。現在、SANAサイトにアクセスできないので、こちらでどうぞ(アラビア語)。 http://www.youropinion.gov.sy/acts_files/m852012.htm http://backupurl.com/4uvx9c 全部読むのが面倒な人のために、新憲法のハイライト。 http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=50&id=30245 http://backupurl.com/oizshc 国民投票を準備する委員会を立ち上げる大統領令。先の総選挙は司法が監督したが、国民投票は内務省が担当する仕事のようだ。 http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=50&id=30254 http://backupurl.com/6f9w6q 投票の規則と、投票用紙の見本。○に緑色が付いており、まるで「賛成投票するように」と勧められているよう。別にいいけど(苦笑)。 http://www.aksalser.com/index.php?page=view_articles&id=653bea564b7474cd2b68274618094448&h=%CD%E1%C8&ar=942530412 なぜかロシアのラブロフ外相が褒める。 http://www.aksalser.com/index.php?page=view_news&id=11e80688bd4e2bc72d047b5478e56565&ar=523073117 憲法改正委員会の顔ぶれ。 http://hibikan.at.webry.info/201110/article_132.html うち1人が辞任。 http://hibikan.at.webry.info/201110/article_151.html 2月15日。国営テレビが、憲法改正委員会のカドゥリー・ジャミール委員長をスタジオに呼び、1時間45分にわたり話を聞く。 http://www.youtube.com/watch?v=wV0ZZ8VPsqk 2月6日。シリアとレバノンのドゥルーズ派代表団(Tayyaar al-Tawheedi)が、ダマスカスでシリア支持を表明。 http://www.youtube.com/watch?v=laliIqMRapk
2月14日。シリアの部族会議がイラン大使館を表敬訪問し、シリア支援に謝意を表明。 http://www.youtube.com/watch?v=FJK--mPJYkY 2月14日。ハサケで政府支持の部族会議。 http://hibikan.at.webry.info/201202/article_142.html 2月15日。アレッポ県の部族会が上京し、アラブ諸国に対する怒りと、(対イスラエル)抵抗の確認、アサド大統領支持を表明。 画面が暗い。音は明瞭。 http://www.youtube.com/watch?v=Kg4bY6b-gY8 11:46から。 http://www.youtube.com/watch?src_vid=PRAbY6ZRQcI ほかにタルトゥース、15日はダマスカス、アレッポ、スワイダーでも大規模な政府支持集会が開かれた。経済は苦しくとも、国内の部族および財界の結束に乱れは生じていない様子。 あと、ホムス、ハマー、イドリブで暴れている武装外国スパイを早く片付けてもらわないと、バアス党地域司令部大会→国民投票という雰囲気にならないのだが、間に合うのだろうか。 こういうものは「成り立ち」が重要で、今回は下からひっくり返した改革ではなく、上から与えられた改革。国内の勢力と、まともな神経をした海外在住者は、人気のある大統領の下で、複数の政党が自由競争をするという新しい枠組みに満足している。
4月に予定されている総選挙で、バアス党は従来のような票を集められないかもしれないが、公務員の中間管理職以上はほぼ全員がバアス党員で、彼らが定年退職するまでかなりの年月を要する。軍の結束は固く、乱れがないことから、政権の思考パターンが大転換するという話にはなりにくいと思う。 憲法改正でもって、枠組み面の民主化プロセスは完了することになる。 http://hibikan.at.webry.info/ シリア:兵士10人死亡に耐えられないフランス軍は恐るるに足らず 2012/02/15 15:02 バアス党の論客ナースィル・カンディール大先生の物の見方。 「フランスとサウジの脅迫?」 2012-02-15 07:13:15 http://topnews-nasserkandil.com/topnews/share.php?art_id=577
フランスが空軍で、サウジが陸軍で、シリアを相手に小規模な戦争を始めるという情報が、あちこちで流れている。調べてみると、米国・イスラエルの情報部と関係のある団体を発信源にした、心理戦だ。 フランスの情報部が、先にシリア軍が行ったミサイル実射訓練(その2)について、シリアのミサイルの精度は、NATOの基地を狙うことが可能と報告した。 誰一人として開戦を想定することができないため、サウジのファイサル外相は、対シリア脅迫・圧力の目的は、シリア国民の大統領に対する支持を毀損することにあると語った。(注:しかし、これまでに軍・政府・バアス党の幹部で離反した者は、一人もいない。国内の結束は強固である。) 兵士10人が死んだくらいの被害に耐えられず、アフガニスタンを撤退するフランスが、レバノンその他でフランス兵が死ぬことに耐えられようか。(注:シリアでは、毎日20人前後の軍警察が死んでいる。) サウジ軍は、サッカー・チームと同じで、傭兵の寄せ集め。北(シリア)と東(イラン)からミサイルが飛んでくる全面戦争になったら、この石油王国はどうなるのか。 戦争とは戦争である。イスラエルの運命や如何に。 http://hibikan.at.webry.info/201202/article_150.html |