http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/764.html
Tweet |
シリアのアサド大統領は、民主改革を求めるデモの参加者に発砲しないよう治安部隊に指示を出した。シリアの人権擁護家からの情報として、ロイター通信が伝えた。
シリアのシャアバーン大統領補佐官は、野党勢力のリーダーの1人と電話会談し、「大統領はデモ参加者に発砲しないよう兵士に明確な指示を出した」との声明を表し、指示に違反した者には、厳しい罰則が与えられると述べたという。
シリアではこの数週間、金曜礼拝の後に反政府抗議デモが発生している。シリアの一連の都市では、外出禁止令が発令された。
第2の都市アレッポでは13日、大規模なデモが発生すると見られているほか、首都ダマスカス近郊の各都市でもデモが繰り広げられると予測される。
http://japanese.ruvr.ru/2011/05/13/50232265.html
----------
おかしいなぁ。シリア全土でアサド退陣要求デモが発生したのが昨年の3月だ。それ以来、シリア国民の死者は7000人近くに達し、その中には多数の女性と子供が含まれている。1年過ぎた今頃になって「デモ参加者への発砲を禁止」とはね。これまでの1年間、デモ参加者への発砲はやりたい放題だったという訳だ。なんたる茶番。
女性と子供の死者はデモ参加者への発砲における「不幸な巻き添え」と言う訳か。しかし、デモ参加者には多数の女性と子供が含まれている。多数の女性と子供が含まれていることを十分承知のうえで実弾を発砲した訳だ。それに「デモ隊」は素手だ。自由シリア軍とは違い、武器は持っていない。
これまで1年間に渡り、非武装の女性や子供たちを数多く虐殺しておきながら今どき「デモ参加者への発砲を禁止」と言ったって単なる見せかけにしか受け取れない。これまでの数々の虐殺と拷問の全責任は、あげてシリア国軍の最高責任者である「バッシャール・アル=アサド大統領」一人にある。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。