01. 2012年2月14日 16:07:30
: d07iybJkXA
高等弁務官とやら、米国の国連大使とやら、いったいなんの根拠があって持ち出した数字かな?>ピレイ弁務官は総会で弾圧による死者数は昨年12月までに5400人を超え、拘束者は1万8000人以上に達したと説明。人道危機は深刻化し、避難民は7万人超、近隣国への脱出希望者は2万5000人に及んでいるとした。米国のディカーロ国連次席大使は死者数は6000人に達したとの見解を示した。 ↑ 胡散臭いことこの上ない数字の羅列。噴飯もの以外の何者でもない。 米国政府は、シリアと交渉したら敗北すると確信 ロシア専門家 2012/02/10 10:46
「米政府は、シリア大統領との交渉のテーブルに着けば、必ずや敗北すると確信している」(下線部↓) ・・・なぜならば、ひどく論理破綻しているからです。 シリア大統領の約束を信じない欧米と在野勢力 特集: 中東情勢とロシアの立場 (56 記事) ロマン マモノフ 9.02.2012, 07:05 http://japanese.ruvr.ru/2012/02/09/65656616.html
8日欧米やアラブ諸国の主要な政治家達は、このほど実施されたラヴロフ外相とシリアのアサド大統領の会談についてコメントしている。 この交渉でアサド大統領は、同国のあらゆる政治勢力との対話に向けた用意を表明し、近く新憲法に関する国民投票実施の期日を発表するつもりだと明言した。 しかし欧米は、そうした声明に対し懐疑的で、シリアの在野勢力の代表者達も冷めた見方をしており、米国の政治家などは、アサド大統領に反対する勢力に武器供給を開始することさえ提案している。 ラヴロフ外相とフラトコフ対外情報庁長官を長とするロシア代表団のダマスカス訪問に対する反応は、国により全く正反対のもので、先日国連安保理事会で行われたシリア決議案に関する投票を再現するものとなった。 ご承知のように国連安保理事会では、反シリア的な決議案がロ中の拒否権行使により葬り去られた。 その際ダマスカスでは、何千人もの人々が、ロシア政府の決定に感謝する集会を開いた。 ラヴロフ外相のシリア訪問に随行したVORのオリガ・デニソワ特派員は、次のように伝えてきている― 「空港ではロシア代表団は、シリア政府の代表達に出迎えられた。一方首都ダマスカス中心部では、歓迎する大群衆に取り囲まれた。シリアとロシアの旗、そしてアサド大統領の肖像画を手にした数千の人々が沿道に並んで、代表団の車列を出迎えた。警察官達は、歓迎の人並みをやつとの事で抑えていたが、車列が大統領官邸に近づけば近づくほど『ロシアよ、ありがとう!』の声が大きくなってゆき、車のスピードは遅くなった。そしてついに車の動きは事実上止まってしまい、警備隊の人数も足りないことから、人々が自分達で車列に同行し、人垣の中、道を作って誘導した。」 交渉の枠内でアサド大統領は、近く国内で新憲法に関する国民投票を実施すると約束し、あらゆる政治勢力との対話の用意を表明した。 ここにおいてロシア政府は、援助する心積もりがある。モスクワでシリア政府と在野勢力との間の会合を開くことができるだろう。アサド大統領は、そうした会合に政府の公式代表団を派遣する用意があるとした。 問題は、反政府側が交渉のテーブルに着きたがらない点にある。在野勢力のリーダーの一人、カマル・ラブヴァニ氏などは「政府との妥協のための時間はもう過ぎた」と述べている。これに劣らず米国務省の発言も悲観的だ。彼らは、アサド大統領が政治改革を一度ならず約束しながら、それを守らなかった事に注意を促している。米政府は、シリア大統領との交渉のテーブルに着けば、必ずや敗北すると確信しているようだ。 シリアのファイサル・メクダッド外務次官はVORの取材に対し、次のように述べている― 「我々は、そうしたことは分かっていた。我々は、ロシアの立場がシリア国内の安定回復及び、外部精力からの支援を受けたテロ暴力集団からの国民の擁護・安全の保障に向けられたものである事を知っている。 他の国々について言えば、ここ10ヶ月にわたり続けられている反シリア的な虚偽の国際的キャンペーンが影響を与えていることは明白だ。しかし、暴力的手段あるいは支援によってシリア問題を解決することはできない。そんなことができるのは、シリアの国と国民の幸いを望まない人々だけだ。」 オバマ大統領はNBCのインタビューの中で「ホワイトハウスは今後もアサド政権に圧力を加え続け、大統領辞任を余儀なくさせる」と明言した。 しかし、もっと過激なバリエーションもあり得る。米共和党のジョン・マッケイン上院議員などは、シリアの反政府勢力に武器を供給すべきだとの唾棄すべき提案さえしているからだ。 フランスも反政府勢力援助の用意を表明し、リビアでのキャンペーン開始時と全く同様にシリア上空に飛行禁止ゾーンを導入する考えを提起し、今度はシリア政府に対する新たな制裁プランを作成中だ。 平行して政治的な圧力が拡大している。米英に続き、さらに欧州の4カ国、スペイン・フランス・イタリア・オランダ、さらにはペルシャ湾岸協力会議の.アラブの6カ国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタールが、シリアから自国大使を召還した。 ロシア中東研究所のエフゲニイ・サタノフスキイ氏に意見を聞いた― 「現在シリア政府は、欧米に長期的抵抗を行う準備がある。シリアの体制は十分堅固で、反体制派に極めて深刻な損失を与えるのに十分な、本格的な軍事基地を持っている。アサド体制は、8年を要したアルジェリアの例に倣って、長期の内戦に向けた用意があり、国の破壊やキリスト教徒の大量虐殺、略奪やシーア派殲滅を行うイスラム過激派らを権力の座に着かせるつもりはない。 ハイレベルのロシア代表団のシリア訪問は、世界中でロシアのイニシアチブに対する批判の集中砲火や関心の爆発を呼び起こしたばかりでなく、イスラム世界及びアラブ世界全体での全くあからさまで激しい反ロシア行動をも引き起こした。」 多くの政治学者達は、シリアと直接国境を接するイスラエルが減状況下で驚くべき落ち着きをもって行動していることを指摘している。 いくつかのデータによれば、イスラエル政府はアサド大統領打倒に反対している。そうなれば、イランとの戦争の可能性が極めて高まっている中で、この地域の状況がさらに不安定化するからだ。 これに対し、トルコはますます積極的にシリア問題に関わるようになっている。以前トルコの新聞・雑誌に、シリア北部に反政府派がトルコ軍援護のもと力を温存できるよう「緩衝地帯」が生まれる可能性があるとのウワサを報道した。 なおトルコ政府は公式に、国連安保理事会のためにシリアに関する「新しいイニシアチブ」を用意していると発表した。.. .. この記事をアサド体制を擁護するロシアの思惑に過ぎないと疑うのは簡単だ。まあ疑いたい人は疑うがいい。 だが、シリアの反体制派、いわゆるアサド独裁体制打倒の戦士たちと持て囃される集団の実体はそんな国際世論とはまったくかけ離れた血に餓えたイスラム偏狭テロリストたちであり、日々インフラを破壊し医療機関に従事する人たちを暗殺する狂気の集団であることはどんなに誤魔化そうが誤魔化しきれない事実なのだ。 そしてそんな狂った集団を裏で支えているのがアメリカを始めイギリス、サウジ、カタールなどの米国の買弁国家なのだ。 これらの帝国主義国家がいかに狂っているか、それらをなんとイスラエルのマスコミが暴き立てている。 シリアの仇敵、イスラエルのマスコミでさえこのままイスラムテロリストがシリアを乗っ取ってしまえば矛先はイスラエルに向くことを懸念し、イスラエルの軍部と過激な保守派たちがシリアにテロリストを送り込んでいる事実をすっぱ抜いたのである。 イスラエルの中にはイランへの攻撃を回避するように促す声だってちゃんとある。 それでもロシアの態度はシリアの権益を失いたくないためだと言い切れるだろうか。
|