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(CNN) シリア国内の反体制活動家によると、西部のホムスで8日までの4日間連続して政府軍による爆撃が続き、住民が恐怖に陥っている。街に散乱する遺体は回収できず、負傷者の治療もできない状況だという。
爆発音は数分おきに聞こえ、幼い子どもや医療スタッフまで犠牲になっているとこの活動家は話し、「人道に対する犯罪だ」と訴えた。爆撃には重火器や対空砲などあらゆる兵器が使われているという。
これまでの死者は女性や子どもを含めて60人を超え、病院の停電のために乳児5人も死亡。病院が急襲されて医師が殺害され、医薬品も不足しているため、100人以上いる負傷者の手当てができないとしている。
国際NGO(非政府組織)の国境なき医師団も同日、シリアの治安部隊が負傷者およびその治療に当たっている医師らを攻撃していると伝えた。
ホムスにいる別の活動家も衛星インターネット接続経由でCNNに対し、住民は狙撃されるのを恐れて自宅から出られない状況だと説明。「私も30人以上の友人を失った。そのうち10人以上は病院に運ぶこともできず、私の目の前で死んだ」と語っている。
この活動家は現在、別の20人あまりとともに民家に潜んでいるが、武器は短銃2丁しかなく、軍に見つかれば拷問を受けて殺されるのは確実だと不安を募らせる。「誰かが動いてくれることを望む。私たちは恐怖の中で、動物のように暮らしている」と話し、国際社会による支援を訴えた。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は同日、ホムス爆撃を非難する声明を発表し、国際社会が一丸となってアサド政権に対して弾圧をやめるよう圧力をかけなければ、「一層の事態悪化に向けた恐ろしい前兆」になるとの危機感を示した。
http://www.cnn.co.jp/world/30005545.html
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