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米国はイランと開戦の恐れ「わが国は最悪の局面に備えよ」=中国
2012/01/28(土) 12:44
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0128&f=politics_0128_005.shtml
米国はイランに対する制裁を強化し、同盟国にもイランからの原油の輸入を削減もしくは停止するように圧力をかけている。さらに米国はペルシャ湾に3隻の空母を集結させ、イランに対して「根こそぎ禍根(かこん)を断とう」としている。中国メディアの環球時報は27日、米国はイランと開戦する可能性があると指摘し、「中国は最悪の局面に備えよ」と報じた。
欧州連合などはイランの原油輸入禁止措置を宣言したが、イランの原油に依存するほかの国は米国に歩調を合わせたいと考えてはいないだろう。インドは引き続きイランと原油を取引することを明らかにし、米国の同盟国でもあるトルコは米国と同調しないことを決め、韓国はどちらにつくかを迷い成り行きを見守っている情況だ。
記事は、「米国の行う制裁は実際のところ、米国自身がイランの原油に頼る国々との衝突を招く恐れを含んでいる」と指摘した。
さらに記事は、「もしもイランに対する石油制裁が失敗したならば、米国のイランに対する武力行使の可能性がさらに高まる」と警告。しかし、米国の武力行使には制約があり、例えばロシアは米国のイランに対するいかなる軍事攻撃も受け入れないという立場を表明している。
中国が米国のイラン制裁に同調すれば、原油供給の点で面倒を増やすことになるだろう。米国とイランの間に見られる衝突の動きを考えると、中国は米国が武力行使を決断するという最悪の事態を考えて、事前に国内のエネルギー供給を確保するために準備を始める必要があるだろう。(編集担当:及川源十郎)
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