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(CNN)イラクのハディーサで2005年、米海兵隊の部隊が女性や子どもを含む24人の市民を殺害した事件で、米海兵隊の軍法会議は24日、部隊長だったフランク・ウテリック2等軍曹(31)に降格および減給処分の判決を下した。
ウテリック2等軍曹に対しては当初、過失致死罪など10を超える罪状で禁固152年が求刑されていた。だが、2等軍曹が職務怠慢罪を認めることで司法取引が成立した。
検察側によれば事件の直前、ウテリック2等軍曹の部隊は武装勢力の襲撃で犠牲者を出していた。激高した2等軍曹は「まず発砲し、それから質問せよ」と指示し、部隊が暴走するきっかけを作ったという。
この事件では、訴追された他の7人の隊員も訴追が取り下げられたり無罪判決を受けたりした。
ウテリック2等軍曹への判決が伝えられたイラクでは、「不公正だ」「イラクの法に照らして死刑にするべきだ」などと反発する声が上がっている。
http://www.cnn.co.jp/world/30005407.html
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「職務怠慢罪を認めることで司法取引が成立」したとして降格、減給処分のみとは甘すぎる判決だ。みずからの言動が虐殺を招いたのだから実刑が相当だろう。米国の軍法会議は身内に甘い。
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