05. 十津川昭和 2012年1月25日 02:44:50
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【欧米がイランを攻めたいのは、「核兵器開発」が理由ではありま せん。】 アメリカがイラン攻撃の準備を進めています。 正確にいうと、「いつ戦争がはじまってもおかしくない」状況にな っています。 今年になってからの動きを見てみましょう。
まず、アメリカは新年早々、イランに厳しい制裁を課すことをきめ ました。 ↓ <米大統領がイラン制裁法案に署名、段階的に実施へ ロイター 1月1日(日)11時30分配信 [ホノルル 31日 ロイター] オバマ米大統領は31日、休暇滞在 中のハワイ州ホノルルで、イランの中央銀行と取引がある各国の金 融機関に対して経済制裁を実施する法案に署名した。 同中銀は、イランの原油取引の決済の大部分を担っている。> ↑ イランの中央銀行と取引がある各国の金融機関に対して経済制裁 を課す・・・。 これって、要するに「イランから原油を輸入している国には制裁を 課す」のと同じ。 日本もイランからたくさん輸入してますからね、制裁の対象になりま す。 アメリカに同調する形でEUは、これも厳しい制裁を検討しています。 ↓
<イラン制裁>EUが原油輸入禁止で大筋合意 毎日新聞 1月5日(木)20時51分配信 【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)加盟国は核開発を進め るイランへの制裁を強化するためイランからの原油輸入を禁止す ることで大筋合意した。 ただ、イランからの輸入が多いギリシャや油田開発に権益のある イタリアから禁輸の「即時開始」に異論が出ており、5日に高級事 務レベルで開始時期を協議、30日の外相会議で正式合意を目 指す。> ↑ 実現すると、イランは欧州に原油を輸出できなくなり、大打撃。 ちなみに、欧州でイランから原油を多く輸入しているのは、ギリ シャ、イタリア、スペイン。 どれも「深刻な財政問題」を抱えている国であることが面白いです ね。 イランからの原油輸出が止められれば、当然価格は暴騰するでし ょう。 150〜200ドルになり、08年に記録した史上最高値147ドルをこえる に違いありません。 しかし、欧州がイラン原油の輸入をとめても、それはイランにとっ て輸出量の18%。
確かに大打撃ですが、なんとかやっていきます。 そこでアメリカは、14%を占める日本や10%の韓国に、「おい!イラ ンから原油を輸入するなよこの野郎!」と脅しをかけています。 ↓ <EUの対イラン禁輸を歓迎=日本に追随求める―米 時事通 信 1月5日(木)8時16分配信 【ワシントン時事】米国務省のヌーランド報道官は4日の記者会見 で、欧州連合(EU)がイラン産原油の輸入禁止制裁で原則合意した ことについて、「非常に良いニュースで、米国とEU諸国の緊密な協 議の結果だ」と歓迎した。 同報道官はまた、「欧州などの同盟国やパートナーだけでなく、 世界中の国にもこうした措置を期待する」と述べ、日本や中国など にイラン産原油の輸入停止や輸入量削減を求めていく考えを示し た。> ↑ まあ、中国は同調しないでしょうが。 しかし欧州18%、日本14%、韓国10%、全部たすと42%。 イランは、一気に42%の原油輸出収入を失うことになります。 これは、経済に大打撃ですね。 イランは、どうやってこれに対抗するのでしょうか?
なんと、欧米がイラン原油の輸入を禁止したら「ホルムズ海峡を封 鎖する!」と警告しています。 ↓ <イラン、ホルムズ海峡封鎖を警告…欧米禁輸なら 読売新聞 12月28日(水)11時18分配信 【テヘラン=五十嵐弘一】イラン国営通信によると、イランのラヒミ 第1副大統領は27日、欧米がイラン産原油の禁輸に踏み切った 場合、「油は一滴たりともホルムズ海峡を通過できないだろう」と述 べ、ホルムズ海峡を封鎖する可能性を警告した。> ホルムズ海峡が封鎖されると、どんな影響があるの? ↓ < 同海峡は、世界に供給される原油の40%が通過する大動脈だけ に、船舶航行に支障が出れば世界経済への影響は大きい。 イラン海軍は現在、ホルムズ海峡付近などで大規模な海上軍事演習 も実施しており、強硬姿勢で欧米を揺さぶる狙いとみられる。>(同上) これが実施されると、原油は200ドルでしょうね。 イランがホルムズ海峡を実際に封鎖したら、イギリスは「軍事力を 使って封鎖を解く」と宣言しています。 つまり戦争です。 <ホルムズ海峡、高まる緊張 英「封鎖なら軍事力」 安全確保、 米と協議 産経新聞 1月6日(金)7時55分配信 【ロンドン=木村正人】英国のハモンド国防相は5日、米ワシ ントンで講演し、欧州連合(EU)が基本合意したイラン産原油禁 輸の追加制裁に対してイランがホルムズ海峡を封鎖した場合、 軍事的に封鎖を解除する方針を表明した。> アメリカも「軍事行動だ!」と脅しています。 ↓ <海峡封鎖なら軍事行動=イランに警告―米国防長官 時事通信 1月9日(月)0時29分配信 【ワシントン時事】パネッタ米国防長官は、デンプシー統合参謀 本部議長とともに8日放映されたCBSテレビの番組に出演し、イ ランが世界的な原油輸出航路のホルムズ海峡を封鎖することは 決して許さないと強調、イランが海峡を封鎖すれば「われわれは 行動を起こす」と述べ、軍事行動も辞さないと警告した。> 欧米は、去年のリビアにつづき、今年はイランを攻めるつもりな のですね。 もう一国、シリアもターゲットです。 ところで皆さん、「なぜ欧米はイランを攻めたい」のでしょうか? 99%の人は、「だってイランが核兵器開発しているからでしょ?」と 答えるでしょう。 これ違うんです。 欧米がイランを攻めたいのは、「核兵器開発」が理由ではありま せん。 新規の読者さんはびっくりされたと思いますが、読んでいるうちに 納得されることでしょう。 ▼イラン攻撃の真因は、「核兵器開発」ではない
まず、基本的な話から。 皆さん、以下の事実をご存知でしょうか? 1、イランは核兵器を開発する意向を一度も示したことがない。
2、アメリカも数年前まで、イランには「核兵器を開発する意図が ない」ことを認めていた。 3、核兵器開発が「戦争」の理由であるなら、真っ先に攻撃され るべきはイランではない。 まず、「1、イランは核兵器を開発する意向を一度も示したことがな い」について。 「イランが核兵器を開発している」というのは、主に欧米がいってい ること。 当のイランは「核兵器を開発する」とは一度もいっていません。 この点、過去の新聞を調べていただければわかりますが、一応例を 挙げておきましょう。 過激な発言で知られるアフマディネジャド大統領は、当選した翌々 日になんと言ったか? 「わが国の国益を守り、平和的な核技術を利用する権利を主張する」 「わが国は自立を基礎に発展への道筋を歩んでおり、この道を歩む 上ではアメリカとの関係は必要ではない」 (06年6月25日アフマディネジャド・イラン大統領) 平和的な核技術とは、要するに【原子力発電】のことです。 ロイター06年12月5日付に「イラン、核開発計画は最終段階=大統 領」という記事があります。
<[テヘラン5日 ロイター] イランのアハマディネジャド大統領は 5日、同国は核開発計画の最終段階にきていると述べた。> (ロイター06年12月5日) 「うお! いよいよ、イランも核兵器を持つか???」 ちょっと待ってください。 つづきがあります。 <最終段階が何を指すのか具体的には述べなかったが、イランは原 子力発電所で使用する燃料の生産というニーズを満たすことを求め ていると語った。>(同上) 原子力発電。 次に、「2、アメリカも数年前までイランには「核兵器を開発する意図 がない」ことを認めていた」について。
こちらをごらんください。 <<イラン核>米が機密報告の一部公表 「脅威」を下方修正 07年12月4日11時34分配信 毎日新聞 【ワシントン笠原敏彦】マコネル米国家情報長官は3日、イラン核 開発に関する最新の 機密報告書「国家情報評価」(NIE)の一部 を公表し、イランが03年秋に核兵器開発計画を停止させたとの 分析結果を明らかにした。> どうですか、これ? NIEは、「イランは03年秋に核兵器開発計画を停止させた」と分析 していた。 アメリカだけではありません。 世界の原子力、核エネルギーを管理、監視、監督する国際機関 といえば、IAEA(国際原子力機関)。 そこのトップ(日本人・天野氏)は、就任直前になんといっていたか? <イランが核開発目指している証拠ない=IAEA次期事務局長 09年7月4日5時7分配信 ロイター [ウィーン 3日 ロイター] 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥 (ゆきや)次期事務局長は3日、イランが核兵器開発能力の取得を 目指していることを示す確固たる証拠はみられないとの見解を示し た。 ロイターに対して述べた。 天野氏は、イランが核兵器開発能力を持とうとしていると確信し ているかとの問いに対し「IAEAの公的文書にはいかなる証拠もみ られない」と答えた。> どうですか、これ? 日付に注目。 09年7月です。 これは、もう「ごくごく最近の話」といってもいいのでは? 09年半ば時点で、IAEAの次期トップが「イランは核兵器開発を目 指していない!」と断言しているのです。 「イランは一度も核兵器保有を目指す意向を示したことがない」
「アメリカもIAEAもつい最近までそのことを認めていた」という事実。 よろしいですね。 それでも、イランは「核兵器保有」を目指しているのかもしれません。 私も、断言はしません。 たとえそうだとしても、イランがターゲットにされるのはおかしいので す。 なぜか? 次を見てみましょう。 3、核兵器開発が「戦争」の理由であるのなら、真っ先に攻撃され るべきはイランではない。 アメリカがイランを攻撃するのは、「核兵器保有を目指しているか らだ!」としましょう。
ところで、もうとっくに核兵器を持っているやっかいな国がいませ んか? そう、北朝鮮。 皆さんもご存知のとおり、北は06年10月9日に核兵器の実験を し、世界を驚かせました。
北朝鮮とイラン。 どっちが危険かは一目瞭然です。 北朝鮮は、核兵器を保有している。 実験もしていて、世界中がそのことを知っている。 イランは、核兵器を保有していない。 また、核兵器を保有する意志を一度も示していない。 事実、イランは、北朝鮮の核実験を非難しています。 例えば、06年10月10日付ロイター。 <イランが核兵器の所有を非難、北朝鮮の地下核実験で [テヘラン 10日 ロイター] イラン政府のエルハム報道官は10日、 北朝鮮の地下核実験発表に関し、イランはいかなる国の核兵器所有 にも反対すると述べた。> そして、「世の中にはおかしなことが起こっているな〜」と感じているの も、私だけではありません。 一般の新聞記者も気がついてはいるのです。 例えば、06年10月10日付の毎日新聞。 < 〈北朝鮮核実験〉イランに「主張訴える」絶好の機会 北朝鮮の核実験はイランにとって自国の主張を訴える絶好の機会と なりそうだ。 NPTからの脱退を表明して核実験に踏み切った北朝鮮に対して、 イランはNPTとIAEAの傘下での平和的な核技術開発を主張してい る。> 記事中のNPTというのは、核拡散防止条約のこと。 アメリカが攻撃するべきなのは、北朝鮮かイランか、中学生でもわ かるでしょう。
ところが、アメリカは、「北朝鮮は攻撃しない」「イランは攻撃する かもしれない」と主張していました。 例えば、06年10月12日の毎日新聞。
<〈北朝鮮核実験〉ブッシュ大統領「米国は攻撃意思ない」(中略) 北朝鮮が核開発の理由に米国からの攻撃を阻止する抑止力を挙げて いることに対し、「北朝鮮を攻撃する意思はない」と明確な姿勢を示 している、と説明した。> 一方、北朝鮮と比べて全く悪くないイランについて。 05年1月17日、ブッシュはNBCとのインタビューで、イランへの武力行 使の可能性を質問されます。 ブッシュは、「私としては外交的に解決できることを期待しているが、 どんな選択肢も決して除外しない!」(つまり攻めることもある)と答え ました。 06年11月15日付ロイター。 <米大統領、イランに武力行使の可能性も=駐米イスラエル大使 [エルサレム 15日 ロイター] イスラエルのアヤロン駐米大使は 、イラン核問題について、外交努力が失敗に終わった場合、ブッシュ 米大統領はイランに対する武力行使をためらわないだろうとの見解 を示した。> このように、アメリカの行動は常識的に考えるとメチャクチャなのです。
▼イラン攻撃の真因 イラン戦争が起こったとしても、本当の理由は「核兵器開発」でない こと、ご理解いただけたでしょうか? 考えてみれば、イラク攻撃の表向きの理由も、「大量破壊兵器保有」 でした。 実際には見つかりませんでしたが。 アメリカがイランと戦争したい本当の理由はなんでしょうか? いくつか考えられます。 1、ドル体制防衛 思い出してください。 フセインは「イラク原油の決済通貨をドルからユーロにかえたので 攻撃された」説。 <イラクの旧フセイン政権は00年11月に石油取引をドルからユ ーロに転換した。 国連の人道支援「石油と食料の交換」計画もユーロで実施された。 米国は03年のイラク戦争後、石油取引をドルに戻した経過がある> (毎日新聞06年4月17日) イランはどうなのでしょうか? この国もバリバリ、ドル体制に反逆しているのです。 こちらをごらんください。 <イラン、原油のドル建て決済を中止=通信社 07年12月10日9時31分配信 ロイター [テヘラン 8日 ロイター] イラン学生通信(ISNA)は8日、 ノザリ石油相の話として、同国が原油のドル建て決済を完 全に中止した、と伝えた。 ISNAはノザリ石油相からの直接の引用を掲載していない。 ある石油関連の当局者は先月、イランの原油の代金決済 の「ほぼすべて」はドル以外の通貨で行われていると語っ ていた。> 困るんですよね〜、こういうことされちゃあ。 アメリカは当然、イラク同様、イランに傀儡政権を樹立し、原油の 決済通貨を「ドルに戻したい」ことでしょう。 2、石油、ガス 皆さん、グリーンスパンさんの衝撃発言、覚えておられますか? <「イラク開戦の動機は石油」=前FRB議長、回顧録で暴露 07年9月17日15時0分配信 時事通信 【ワシントン17日時事】18年間にわたって世界経済のかじ取りを 担ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長(81) が17日刊行の回顧録で、2003年春の米軍によるイラク開戦の動 機は石油利権だったと暴露し、ブッシュ政権を慌てさせている。> アメリカ・エネルギー情報庁によると、2010年時点で、イラクの原 油確認埋蔵量は、1150億バレルで世界4位。 では、イランは? なんと、1376億バレルで世界3位。 ちなみにイランは、天然ガス埋蔵量でも世界2位。 世界有数の資源大国なのです。 アメリカは、当然この石油・ガス利権を他国に渡したくないでしょ う。 3、公共事業 ルーズベルトの「ニューディール政策」を思い出してください。 この方は、初めてケインズ理論をとりいれ、大々的に公共事業 をしたのです。 しかし、ルーズベルト最大の公共事業とは、「第2次世界大戦」 でした。 おかげで、アメリカは大好況になった。 以後、アメリカは、景気が悪くなるたびに戦争を繰り返してき ました。 ITバブルがはじけた直後にアフガンを攻め、その戦争が終わ る前にイラク戦争をはじめた。 オバマが、ルーズベルトの歴史を知っているのなら、「戦争 による景気浮揚を」と考えても不思議ではありません。 4、イスラエル防衛 産経新聞2011年11月6日付。 <【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権は、イスラエルが単独でイ ラン核施設の攻撃に乗り出す可能性に懸念を強めている。 イランが核施設攻撃の報復に打って出れば、原油高騰など世界経 済に悪影響を及ぼすのは確実。 一方で大統領選をちょうど1年後に控え、米国内のユダヤ票の行方 には神経質にならざるを得ない。 イランの核問題はオバマ大統領の再選戦略を揺るがしかねない。> 実際、オバマがイラン戦争を開始すれば、ユダヤは彼を支持し、「再 選の可能性は高まる」ということなのでしょう。 逆に躊躇すれば、負ける可能性が高まります。 5、中国封じ込め 米中覇権争奪戦の観点から見ると、イランに傀儡政権を樹立するこ とは、非常に重要です。 中東産油国の民衆は、イスラム教徒で概して反米。 しかし、トップは、概ねアメリカと良好な関係を築いています。 とはいえ、中東産油国で反米の国もあります。 その代表がイラクとイランでした。 しかし、アメリカはイラクを攻撃し、傀儡政権をつくった。 残るはイランです。 これは非常に重要なのですが、アメリカがイランに親米反中傀儡政 権をつくれれば、ほぼ「中東支配」を完了したといえます。 すると、どうなるか? 米中関係がいざ悪化してきたとき、中東産油国を脅して中国に原 油を売らせないようにすることができる。 中国の方にもそういう危機感があります。 そのため、中国は陸続きのロシアや中央アジアとの関係構築に 必死になっているのです。 たとえ、中東から原油が入ってこなくなったとしても、ロシアから の原油輸入をアメリカが邪魔することは難しいでしょう。 いろいろ理由を挙げましたが、イランがアメリカにとってどれだけ 重要な国なのかご理解いただけたことでしょう。 イラン戦争は、アメリカの国益に完璧に合致しているのです。 残る問題は、後一つ。 国際世論をうまくつくること。 アフガン戦争の世論作りは完璧でした。 9.11の衝撃があったため、全世界がこの戦争を支持した。 しかし、イラク戦争はお粗末だった。 インチキがばれ、アメリカの国際的信用は完全に失墜しました。 だから、慎重に世論を誘導しなければならない。
今、アメリカは、非常に巧妙にイランを悪者にすることに成功して います。 しかし、まだ戦争するには、足りないですね。 どうするか? 一番いいのは、日本にしたように、「イランから攻めさせるよう誘 導する」ことでしょう。 そして、「リメンバー○○!」と叫びながら、開戦する。 現在、巧みにそのための工作が進められているように見えます。 「イランがホルムズ海峡を封鎖した! それで、全世界が迷惑し、脅威にさらされている! アメリカは、武力での解決を望まないが、ホルムズ海峡の封鎖は容 認できず、仕方なく武力行使に踏み切った!」 こんなのは最高のシナリオですね。 ▼イランは、日本と同じ道を行く
私は、「日米安保」の重要性はもちろんわかっていますが、イラン を哀れに思います。
だって、私たち日本人も昔、狡猾なアメリカに嵌められたのですから。 知らなかった人は、こちらをごらんください。 <真珠湾攻撃70年 「ルーズベルトは狂気の男」フーバー元大統 領が批判 産経新聞 12月7日(水)22時45分配信 【ワシントン=佐々木類】ハーバート・フーバー第31代米大統領 (1874〜1964年)が、日本軍が1941年12月8日、米ハワイ の真珠湾を攻撃した際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト (第32代、1882〜1945年)について、 「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を 図った『狂気の男』」と批判していたことが分かった。> え〜〜〜、あのルーズベルトが狂気の男??? いったいどういうことなのでしょうか? <米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフー バーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切ら れた自由)」で明らかにした。 真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実 を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。 ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした−など とする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、 米大統領経験者が“陰謀説”に言及していたことが判明したのは 初めて。>(同上) どうですか、これ? 元大統領が証言しているわけですよ。 イランもやられるのですな。 私はキレイごとはいわない「現実主義者」ですが、こういう「弱い ものいじめ」はたまんないですね。 「国家の品格」の藤原先生もきっと「武士の美学に反している」 と嘆かれていることでしょう。 というわけで、今回は「イランの真実」についてでした。
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