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イラン核科学者が爆弾攻撃で死亡、政府「イスラエルと米国の仕業」
2012年01月12日 07:07 発信地:テヘラン/イラン
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2850204/8285161?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
【1月12日 AFP】イランのファルス(Fars)通信などによると、首都テヘラン(Tehran)で11日、自動車爆弾攻撃があり、核科学者のモスタファ・アフマディロシャン(Mostafa Ahmadi Roshan)氏(32)が死亡した。
テヘラン東部にある大学の前で、同氏が乗る車にバイクの2人組が近づき、車にマグネット式の爆弾を仕掛けて爆発させたという。この攻撃でアフマディロシャン氏と車を運転していたボディーガードが死亡、1人が負傷した。
イラン政府は、ただちに、イスラエルと米国による仕業だと非難した。モハマドレザ・ラヒミ(Mohammad Reza Rahimi)第1副大統領は、国営テレビに対し、「アフマディロシャン氏が殺害されてもわが国が核活動の進展を止めることはない」と述べた。
なお、米政府は一切の関与を否定している。
■過去にも同様の手口で3人死亡
アフマディロシャン氏は、出身大学のウェブサイトによると、ナタンツ(Natanz)のウラン濃縮施設の副所長を務めていた。
イランでは、2010年と11年にも、同様の手口による攻撃で科学者3人が殺害される事件が発生している。このうち2人は核活動に従事していた。(c)AFP/Marc Burleigh
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