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【テヘラン共同】欧米諸国がイラン産原油に制裁を科す動きを加速させる中、イランは原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖をちらつかせ、制裁回避に躍起になっている。しかし同海峡を封鎖すれば、国際社会からの強い反発は免れず、米国との軍事的対立につながる可能性もある。実際に封鎖に踏み切れるか疑問視する声も多い。
「イランの原油輸出に制裁を科せば、一滴の原油もホルムズ海峡を通さない」(ラヒミ第1副大統領)。核兵器開発疑惑が深まるイランの原油輸出への制裁を欧米諸国が検討していることを受け、イランは再三、ホルムズ海峡封鎖の可能性に言及。同海峡周辺でイラン海軍が実施した軍事演習では、年明け早々、新型ミサイルなどを試射して軍事力を誇示した。
一方で、イランは国連安全保障理事会の5常任理事国など6カ国との核問題をめぐる協議を再開する意向も示しており、硬軟両様で欧米諸国を揺さぶる構えだ。
イランにとって原油輸出は歳入の半分を占めるとされる「産業の要」。イラン経済は度重なる制裁で既に大きく傷ついており、イランの専門家は「原油への制裁を何としても回避したいと考えているのは間違いない」と指摘する。
ペルシャ湾とアラビア海を結ぶホルムズ海峡は石油戦略上の要衝。周囲には多くの産油国があり、世界の海上輸送石油の4割、世界で取引される石油の2割が通過するとされる。封鎖されれば原油価格が高騰し、世界経済に悪影響が出ることは必至。各国のエネルギー安全保障に直結し、米政府は「容認しない」との立場を表明している。
ただ、実際の封鎖には懐疑的な見方が多い。米国のアナリストは、ペルシャ湾の島国バーレーンに司令部を置く米海軍第5艦隊がホルムズ海峡でのイランの動向を監視していることなどから「封鎖は容易ではない」と分析している。
別の専門家も、封鎖されれば「(産油国である)周辺の湾岸諸国も外部からの介入を支持するだろう」と予測、米国が軍事的措置を取る可能性もあると指摘した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201201030123.html
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イランの弱小海軍では海峡封鎖は無理。おもちゃの海軍ではお話にならない。
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