http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/498.html
Tweet |
緊迫の北朝鮮…米韓が準備する“制圧作戦”核&化学兵器を阻止せよ
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20111223/frn1112231435002-n1.htm
2011.12.23 夕刊フジ
金正日総書記の死去を受け、北朝鮮では三男の正恩氏(28)への権力継承が進んでいる。ただ、実績やカリスマ性のない20代後半の若い指導者だけに、周辺各国はその統治手腕に不安を拭えないでいる。仮に、朝鮮人民軍の一部がクーデターを企て、北朝鮮国内が争乱状態になった場合、米韓両国は軍事介入のための「作戦計画5029」を完成させているのだが。
「すぐ、混乱が起きるとは考えづらいが、正恩氏の権力基盤が固まったわけではない。長男の正男氏を支持する軍の勢力もある。権力闘争は十分にあり得る」
半島情勢に詳しい、元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏はこう語る。北朝鮮は、日本全土や米国の一部を射程内に入れる弾道ミサイルを配備し、核や生物・化学兵器などの大量破壊兵器を保有している。その政権崩壊は、周辺各国にとって甚大な厄災となりそうだ。
「5029」は、北朝鮮でクーデターなどが発生し、内乱状態になった場合に備え、米国と韓国が一昨年11月に完成させた軍事作戦計画である。5、6種類のシナリオが想定されており、米軍は北朝鮮の大量破壊兵器を確保し、韓国軍は北朝鮮の治安掌握と統治などを担当する。
聯合ニュースは当時、米韓連合司令官が国際会議で「北朝鮮の大量破壊兵器を除去する作戦と海兵隊の強襲上陸作戦は米軍が主導する」と発言したと報道。真っ先に投入されるのは、沖縄の海兵隊とみられている。
数回の図上訓練が行われ、今年2月の韓米合同軍事演習では、反乱軍の大量破壊兵器奪取などを想定した訓練も行われたという。実際に作戦が実行された場合、期間や被害などはどうなりそうか。日本人拉致被害者の救出はできないのか。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「予期できないファクターが多すぎて想定は難しい。簡単な作戦計画ではない」といい、こう解説する。
「北朝鮮の韓国への南進を想定した『作戦計画5027』の場合、米韓両国は2、3カ月で片付き、数千、数万人の被害とみていたはず。『5029』も同様に2、3カ月で終結させたいだろうが、北朝鮮の混乱状況によって期間や被害は大きく変わる。そもそも、生物・化学兵器の保管場所は明らかになっておらず、特定するのは極めて困難だ。全面戦争に巻き込まれた場合、数万単位の被害もあり得る。日本人拉致被害者の救出を心から望んでいるが、米韓の作戦計画に含まれているかどうかは疑問だ」
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。