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シリア・ダマスカス(Damascus)でアラブ連盟の監視団受け入れを発表するワリード・ムアレム(Walid Muallem)外相(2011年12月19日撮影)。(c)AFP/LOUAI BESHARA
【12月20日 AFP】シリアは19日、反体制派の武力弾圧の停止を目指した和平案の遂行状況を監視するアラブ連盟(Arab League)の監視団を受け入れることに同意した。
シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権は監視団の受け入れを渋ってきたが、この日、エジプト・カイロ(Cairo)のアラブ連盟本部で監視団の受け入れを盛り込んだ調停案に署名した。
同連盟はこれを受け、先遣隊が72時間以内にシリアの首都ダマスカス(Damascus)に入り、当面は1か月間活動すると発表した。
シリアの署名を、反体制派は策略だとして一蹴している。シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は同日、北西部のイドリブ(Idlib)県で離反兵60〜70人が射殺され、別の場所では民間人40人が新たに殺害されたと伝えた。
国連総会は同日、反体制派や人権擁護者が「独断で処刑されている」として、シリアの人権侵害を非難する決議案を採択した。(c)AFP/Murad Murad
http://www.afpbb.com/article/politics/2846679/8217702
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