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2011.12.09
亡骸を埋める
Air Force dumped ashes of more troops' remains in Va. landfill than acknowledged (1, 2) - 空軍は兵士の遺体をゴミ捨て場に捨てていました。
アメリカ空軍がイラクやアフガニスタンから戻って来た兵隊たちの死体の一部を、焼却場で焼き、その灰をその他のゴミとともにバージニア州のゴミ埋め立て場に運び、埋めていたことが明らかになりました。ゴミ扱いにしていたのは、爆弾で吹き飛ばされた手足などの部位です。遺族たちは、それらの部分的な死体が軍によって「適切に処理」されることに同意していました。
ワシントン・ポスト紙の調査では、2004年から2008年の間に少なくとも274人の976片の部位がゴミ処理されていました。関係者の証言では、遅くとも1996年にはそのような処理が始まっていました。
亡くなった人の遺体をぞんざいに扱わないのは、その死者への礼儀であり、その死者の尊厳を守る行為だと思います。でも、死者の尊厳と生きている人間の尊厳と、どちらがより重要視されるべきかと言えば、後者だと思います。つまり、自分の仲間の死体を粗末に扱うのと、味方であれ敵であれ、人を殺すのと、どちらが重い罪かと言えば、それは殺すことのほうでしょう。だから、軍隊が死体の扱い方を改めたからと言って、何かが根本的によくなったなんて思ってほしくないな、と思います。
写真は The U.S. Army が CC-by で公開しているもの。キャプションの英語が間違っているので、本当に陸軍のアカウントではないのかもしれません。
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【関連記事】
投棄された遺体の一部は274人分(スパイク通信員の軍事評論)
http://spikemilrev.com/news/2011/12/12-1.html
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