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不透明感漂う未知の翼F35=コスト上昇や開発遅延−米  時事通信
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/450.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 12 月 13 日 22:24:35: mY9T/8MdR98ug
 

 【ワシントン時事】日本が次期主力戦闘機(FX)に採用する方針を固めたF35戦闘機は、米軍の次世代型の戦闘攻撃機で、米国防総省は同盟国間の兵器の共通化による相互運用性を強化するため、日本に導入を求めてきた。ただ、開発と生産を同時進行させる同省と開発主契約社のロッキード・マーチン社の方針は、度重なる設計変更と飛行試験の遅れを招き、米空軍にも実戦配備されていない未知の翼だ。緊縮財政でF35も予算削減から逃れられる聖域ではなく、単価や日本への機体引き渡し時期には不透明感が漂う。

 F35の米軍の調達予定数は約2400機。開発総額は約3800億ドル(約29兆5800億円)で、戦後最も高額な米軍の兵器開発といわれる。計画は1990年代に始まったが、相次ぐ開発遅延のトラブルで初期運用能力獲得にも至っていない。しかし、中国やロシアもステルス機開発を進める中、制空権を維持するには第5世代機開発は不可欠で、「これまで多大な投資をしたこともあり、今さら開発を白紙に戻せない」(国防総省筋)。

 開発の遅れに業を煮やしたゲーツ前国防長官は昨年、国防総省のF35開発担当責任者を更迭。後任のパイロット出身のベンレット海軍中将はこのほど軍事専門紙で、必要な各種試験が全体の18%しか実施されていない実態を明らかにした。

 同中将によると、金属疲労試験の結果、機体の部品の強度が8000時間の飛行時間に耐える基準を満たさず、亀裂が発生する可能性が高いことも判明。これまでに実施した金属疲労試験は空軍仕様機で目標の20%、海兵隊仕様では6%にとどまるという。日本は空軍仕様を候補にしている。 

 2011年度の年間生産機数は当初計画の42機から30機に減少。年間200機以上生産する量産化に入るには、全ての飛行試験を完了させなければならない。ロッキード社は調達単価を6500万ドル(約50億6000万円)程度に抑えると力説しているが、この価格は量産化が前提。国防総省によると、現在の初期生産型の価格は1億1100万ドル(約86億4000万円)だ。開発と生産の同時進行は、付け焼き刃的な計画の修正を繰り返すリスクがあり、同中将は「開発を優先させ、生産ペースを落とすべきだ」と指摘している。

 国防総省は機体を制御する最終型のソフトウエア「ブロック3」を搭載したF35の試験を15年に開始する方針で、米空軍が初期運用能力を獲得するのは当初の予定より3年遅れ、16年になる見通しだ。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011121300861
 

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コメント
 
01. 2011年12月13日 23:39:38: YRyE4hspJA
日本向け兵器はアメリカの調達価格の5倍から10倍、貧弱でも自前で開発に限る。

02. 2011年12月14日 01:43:44: j8DlsR41DQ
自分で守らない国は滅びるよ。米人も馬鹿にしてるだろ。永遠に収奪される。最期はインデアンのようにぜつめつだ。

自分の妻子は自分で守ろう。


03. 2011年12月14日 08:25:32: M6THcFcVFk
航空自衛隊のF4の寿命がもたなくなって来ているという理由がFX問題だろう。 本命だったFA22ステルス戦闘機は、日本には如何なる形でも供与しないとアメリカ議会が議決した上に生産が中止」され、頼みのF35も問題山積で見込みが立たない。 F4は耐用年数切れでリタイアーして行く状況だから、空自は稼動戦闘機が減っていくのが困るし、三菱などは戦闘機生産ラインに穴があいてしまう。 関係者が焦るのは当然だろうが、どうしてもと言うのなら既存のF15の改修でつなぐという手もあるだろう。 中途半端な機種選定で予算を無駄遣いするより、国産戦闘機の開発に切り替えるほうが正解じゃないか。 とりあえず現在直ぐにでも必要になるものとしての話なら、アメリカのAV8Bか英国のハリアーのライセンスを買ってはいかがだろう。 空自じゃなく海自の空母に搭載すれば、海上航空戦力を造ることが出来るから、その方が現状には適していると思うがね。 N.T

04. 2011年12月14日 10:13:28: XXIFAG7C9o

 武器を国に買わせればいいのだ。
軍需生産に切りかえればいいのだ。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/kenpo05.htm
人びとが商品が買えなくなったら、もう資本主義はやっていけない。
そこでどうしたらいいか。
 武器を国に買わせればいいのだ。
軍需生産に切りかえればいいのだ。
だから、インフレというものが戦争とむすびつく。
インフレは、戦争のタマゴなのである。
そうして心のほうも、こういう政策に反対できないように、インフレとともに、戦争のほうに切りかえられていく。
この軍需生産によって製造される武器というものからは、じつは何も生まれてこないのだ。
それは、戦争をすることのほかには、なんの役にも立たないものなのだ。
最終的に売りっぱなしですむ、つまり、軍需生産から先は何も生産しない、あとは人間の死を生産するしかないのだ。
 これが平和的な生産との、いちばん大きなちがいなのだ。
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/Part2.htm
それなら国は、武器なんか買うのはやめて、福祉のほうに金を使えばいいじゃないか、そういう議論が起るかもしれない。
しかし 福祉では、独占資本のほうが食っていけない。
儲からない。     
 いっぽう兵器は、こわれるまでそれを使えるというものではない。
五年ぐらいすれば、それはもう旧式になって、使いものにならなくなる。
それでどんどん新式の兵器を買わなければならない、ということになるのだが、その点にまた、独占資本が軍需生産に魅力を感じる理由があるわけだ。
こうして日本国内でも、平和生産というものをやめて、軍需生産に税金をそそぎこんでいく。
その結果は、ふたたび破滅がくることはもうあきらかなのだ。

 軍需生産は何も産まない。
そういう軍需生産に世界の経済力をそそぎこんでいくということは、経済制度としてはそれだけ「ゼロ生産」になっていくわけだ。
「自主防衛」とは、アメリカの武器を買うことだ。
 ここで、日本の国民をなんとか軍需生産のほうにひきつけておく、戦争のほうにひきつけておく必要が生まれるのだ。
軍需生産はやめろ、地方財政に、福祉にまわせと、日本人が騒ぎださないようにしておく必要がどうしても生ずるのだ。
自主防衛とか、軍備拡張とかいう考えが、もっともらしく宣伝されることになるのは、こうした理由からだ。
御用評論家が、そのお先棒をかつぐことになる。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/teposodo01.htm


05. 2011年12月14日 18:43:13: rWmc8odQao
玉城デニー氏
「なぜF-35じゃなきゃだめなんですか?ユーロファイターではだめなんですか?と訊いてみたくなる心境。防衛任務に攻撃のためのステルスは必要ですか?技術開発志向ではだめなんですか?と。」
https://twitter.com/#!/tamakidenny/status/146879511361888256

ごもっとも。使えない飛行機を買う。
「技術情報」を買うと割り切るべきなのでしょうかね。


06. 2011年12月15日 00:07:24: 4dM8aVFEBU

家の庭にもF35を一機買って置いておきたいわ 自家用機として最強だろこれ

07. 2011年12月15日 00:47:46: rWmc8odQao
河上みつえ氏
「お隣さんがすごく財政難なの察して、あうんの呼吸で防衛費の帳尻合わせに協力しま〜すって、太平洋横断随意契約w単価未定の不気味なお買い物を16日に閣議決定。お隣さんって、市場原理主義で自由競争の国ですよね?うちもすごく財政難らしいんですけどw。」
https://twitter.com/#!/kawakamimitsue/status/146968050808262657

貢物なのか…


08. 2011年12月15日 05:08:55: sNL0qBwlfY
1960年代前半配備のポンコツMig-21を、いまだに実用に耐えるという理由で使い続けている国も少なくないというのに、日本は何を贅沢なことを言っているのだろう?

大体、いまだに実用化と正式配備の目処も立っていないと悪評紛々のF-35なんぞを「先物買い」するのは、あまりにリスクが高い掛けではないのか?

これは防衛庁制服組や財務省幹部、それに民主・自民両党(とりわけ、親米度の高い松下政経塾系や清和会系議員)に対するロッキード・マーチンからの「ゼニ」が流れていないかを調査すべき段階だろう。

[関連]
・安全保障会議を無視して決定されたF35機種の選定  天木直人 
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/569.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 15 日 01:40:36: igsppGRN/E9PQ


09. 2011年12月15日 05:25:31: ZJrdqRMEkc
防衛には先制攻撃が含まれる。これは世界の常識。敵の来るのを待っているよりよほど効率的だ。だからステルス性能は抑止力になる。
今回のF-35はF-22がダメなので次善の策である。どうせなら22DDHとの関連でF-35Bが望ましい。こそっとテスト用に数機潜り込ますくらいの腹芸があれば立派なものなんだが・・・・
しかしF-35はあくまでF-4の後継。引き続いてF-15やF-2の後継を検討しなければならない。ATD-Xの試験を基にF-3の開発を急ぐべし。

10. 2011年12月15日 11:09:57: FUviF2HWlS
>>01

>日本向け兵器はアメリカの調達価格の5倍から10倍、貧弱でも自前で開発に限る。

米国からの武器調達は、日米貿易摩擦を解消し、日本国土への米国からの核攻撃を防いでいる。


11. 2011年12月15日 18:46:04: tJif2CplTY
>10
それは甘い日本人的な発想。

こっちを日本が譲歩すればあっちをアメリカが譲歩するということはありえない。
こっちはありがとうあっちはそれはそれと言うのがアメリカの思考方法。これ常識。

日米安保条約もそのとうり。アメリカの国益と合致すれば一緒に戦うけれどそうでなければ関係しない。
今アメリカが日本にいるのはアメリカの世界戦略上必要だからいるのであって日本のためにいると言っているのはバカな政治家がバカな国民に幻想を振りまいているのである。

アメリカは悪乗りしてとぼけて思いやり予算を受け取っている。アメリカの国益だから。
売国政治家がその橋渡しをしている。安保の間でうごめいている奴ら国賊だ。

いくら高い金で欠陥戦闘機を買ってもアメリカは必要があれば攻めてくる。
情けとか言うことはない。ビジネス。


12. 2011年12月16日 05:40:32: WDXVTlrXQw
40機ぽつちとはセコい、
せめて100機とか200とか もう少し数を揃えられないものか?

13. 2011年12月17日 20:29:03: esmsVHFkrM
今回の日本政府によるF35購入決定は、16日の安全保障会議による決定を待たずに異例にも「内定」として急いで行われたが、その背景をうかがわせる興味深い事実がある。

一昨日15日のSydney Morning Herald(オーストラリアの主要紙)は、F35の設計上の欠陥に関する米国国防省の報告書が今週ネット上に漏洩したことを報じている(http://www.smh.com.au/national/cost-blowout-fears-as-design-faults-found-in-new-fighter-20111214-1ousp.html http://www.smh.com.au/national/cost-blowout-fears-as-design-faults-found-in-new-fighter-20111214-1ousp.html#ixzz1gZnWL6BX)。

記事の主要部分は以下の通り(記事中のJSF(Joint Strike Fighter)はF35のこと)。

A LEAKED Pentagon report into the beleaguered Joint Strike Fighter program has called for a slowing in production to fix a suite of design faults, which could cause more cost blowouts.
The report by a Pentagon panel of experts, was published in November and leaked to a US website this week.
The review calls for ''serious reconsideration'' of the JSF's production timetable and could lead to increased costs in the program.

つまり、米国防総省の小委員会は11月に秘密報告書を出し、それが今週ネットに流出したが、その中でF35に設計上の欠陥があり(記事の後半で、欠陥は13点あり、そのうちの1点は極秘扱いされているがステルス性能上の欠陥であるとしている)、そのためF35の生産スケジュールの再検討が必要となり、また、コストの上昇も必至だと言うのである。

Sydney Morning Heraldは、当然のことながら、これに続けて、オーストラリアがすでにコミットした14機以上を買うのかどうかについて大きな疑問が生じているとしている。

こんな報告書が、それも米国防総省自身によって出ていたとなれば、オーストラリアに限らず各国ともF35など買うかどうか大きな問題となるのは当然である。少なくとも、今コミットはするな、しばらく様子を見ろとなるはずだ。

ところがわが日本ではそうならない。いや、むしろこれがあるから逆に決定を急いだように伺われる。

防衛省官僚どもは、この報告書が問題とならないうちに、一刻も早く、即ち、16日の安全保障会議も待てないで、異例の「内定」という既成事実化を急いだのだ。こんな「内定」を日本の大手マスコミがそろって報じてしまっては、もう後戻りはできない。つまり、たとえ米国防総省の報告書が日本国内で問題となっても、対米関係上もう取り消しはできないということにしたかったわけだ。

つまり、彼らにとってF35に設計上の欠陥があろうが、導入スケジュールが遅れようが、コストが上昇しようが、関係のない話で、何が何でもF35を買いたいということで、それは、当然彼らの利権だ。日本の官僚どもは、特に防衛省の文官も制服組も国防のことなどはなからまじめに考えていない。頼みの兵器の性能とか信頼性とかコスト効率(いくらものが良くても価格が高くてはたくさんは揃えられないので戦力とならない)など歯牙にもかけていない。彼らが真剣なのは自分たちの利権のことだけだ。

日本のマスゴミはこれに全面協力だ。読売が口火を切ったのはいかにも読売らしい。日本のマスゴミは、Sydney Morning Heraldがオーストラリア国内で報じたこの米国防総省の報告書リークについてなどまったく報道しないくせに、重要な次期戦闘機選定の正式手続きを無視した「内定」については大々的に報じて既成事実化を遂行した。

奇妙なことに日本のマスゴミは今日(17日)に至るまでこの米国防総省の秘密報告書のネットリークについては一切報道していないし、したがって、日本国内では一切問題になっていない。

日本は芯まで腐っている。官僚利権政府のおかげで、原発はああだし、日本の安全保障はこの始末だ。

日本のガンは官僚で、この官僚利権政府とその追従者であるマスゴミを倒さない限り日本は亡国だ。


14. 2012年1月24日 06:08:13 : ZJrdqRMEkc
>軍需生産は何も産まない

そんなことはない。最新の民生技術の多くが軍事技術から派生したものであることは言うまでもないが、ケインズの理論に従えば「穴を掘って埋める」ような公共工事でさえ経済の活性化に貢献すると言う。
ならばジャンジャン兵器を作って、ドンドン訓練で使い果たすのが経済政策というものだ。
失業対策や生活保護支給よりも、自衛隊に入ってもらって職業訓練を兼ねて活動してもらい、給与として支給するほうがよほど建設的だろう。何も鉄砲を撃つばかりが自衛隊ではない、いろんな職種(兵科?)があるからね。


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