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(回答先: 在沖海兵隊グアム移転費を全額削除(アセス急がせる原因?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2011 年 12 月 03 日 22:34:49)
いわゆる『暴言』は超大国圧力を受けつつ県民説得,という板ばさみから出た酒の席のものだった。「言い方がセクハラ」レベルの個人攻撃を越えれば,本質が見えてくる。
県民の気持ちを考えるなら,超大国と対決するしか無いが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
[防衛局長暴言(下)]計画の破綻に向き合え
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-12-03_26835/
2011年12月3日 09時10分 (13時間29分前に更新)
田中聡前沖縄防衛局長が更迭された11月29日、米国防総省は談話を発表し、米軍普天間飛行場の辺野古移設に向け、早急に手続きを進めるよう日本政府に求めた。
1日には、外務省で、日米外務・防衛当局の審議官級協議が開かれ、環境影響評価書の年内提出を確認している。
年内提出に反対する県議会の全会一致の決議があるにもかかわらず、日米両政府は、地元の声に耳を貸そうとしない。この強引な動きは何を意味するのだろうか。
その答えは米議会にある。
米上院は1日の本会議で、在沖米海兵隊のグアム移転経費約1億5千万ドル(約117億円)の支出を認めない2012会計年度(11年10月〜12年9月)国防権限法案を賛成多数で可決した。
下院はすでに政府要求通りの支出を認めている。近く両院協議会が開かれるが、移転経費が認められるかどうかは不透明だ。
国防総省が評価書の年内提出で日本政府に圧力をかけているのは、焦りの表れにほかならない。国防総省は追い込まれているのだ。
地元の民意を無視し、「小の虫」を踏みつぶすようにして、しゃにむに移設計画を進める。この状態は異常だ。
普天間移設問題はなぜ、ここまでもつれ、展望のない状態に陥ってしまったのか。
第1に、普天間移設問題が日米特別行動委員会(SACO)事案から米軍再編事案に転換したこと。第2に、ある時期から防衛省が明確に地元無視の姿勢をとりはじめ、強権的な動きを強めたことだ。
稲嶺恵一元知事は1999年11月、移設候補地を「キャンプ・シュワブ水域内の名護市辺野古沿岸域」とすることを正式に決めた。
地元名護市の故岸本建男元市長も受け入れを正式に表明。99年12月には、県の考えを取り入れた政府方針が閣議決定された。移設作業は地元合意の下で動き始めた。
しかし、反対派の海上行動などもあって環境調査は進まなかった。防衛省と県の関係も次第に悪化した。
米国の軍事態勢見直しに関する大統領声明が発表されたのは2003年11月のことだ。日米両政府の間で在日米軍の再編協議が始まり、辺野古移設の基本計画も見直されることになった。
05年ごろから防衛省と沖縄の関係は急速に悪化し、双方に不信感が広がった。守屋武昌元防衛事務次官の強引な手法は、地元の反発を強めた。
日米両政府が進めている現行案は、県の頭越しに、何の相談もなしに、決めたものだ。そのような現行案に対して、今、県知事、県議会、名護市長、名護市議会がこぞって反対しているのである。
以前とは状況がすっかり変わってしまったのだ。ここまで問題をこじらせた責任は政府が負うべきである。
1996年の普天間返還合意以降の動きを詳しく調べれば調べるほど、現行計画が実現不可能な破綻した計画であることがわかる。
地元が同意していない移設計画を強引に進めてはならない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
ただし、知事はどこまで頑張れるだろうか。
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