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(CNN) イランの首都テヘラン近郊にある革命防衛隊基地の武器庫で先月12日発生した爆発や火災で、米民間研究機関の科学国際安全保障研究所(ISIS)は12月1日までに、ミサイル動力部分を扱う危険な作業に従事していた際に爆発が起きたとの見解を示した。
ISISは、米デジタルグローブ社が先月22日、武器庫上空から撮った衛星写真を今年9月の現場の撮影画像と比較、基地施設の損壊程度などを調べて爆発原因を分析していた。
複数の米国防総省高官は11月17日、CNNの記者に対して爆発は大型の弾道ミサイルのロケット動力部分へ混合燃料を注入していた際、起きたと指摘していたが、ISISも今回、同様の見方を示したことになる。米国防総省高官は、爆発で武器庫にあった弾薬庫が誘爆したとも述べていた。
爆発後、一部の外国メディアではイランの核開発計画に絡める報道も出ていた。米政府は、イランは核兵器搭載可能の長距離弾道ミサイルを開発していると疑っている。
ISISによると、11月22日撮影の画像の解析で基地の一部施設が完全に破壊されたことが確認された。爆発後に建物を解体したり残がいを処理したりした形跡もみられた。大量の残がいが現場に残っていたという。
イランの国営メディアは爆発に伴い将官1人を含む少なくとも17人が死亡したと報じていた。ガロウシ国会議員は爆発原因について事故によるもので火災も発生したと説明していた。武器庫がある基地はテヘランから西へ約35キロ離れたシャフリヤル市郊外の村落内にある。
http://www.cnn.co.jp/world/30004776.html
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