http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/354.html
Tweet |
11月19日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の次男で後継者とみなされていたセイフイスラム氏が18日未明に同国南部で拘束された。写真は航空機で移送された同氏。リビア・ジンタンで撮影(2011年 ロイター/Ismail Zitouny)
[ジンタン(リビア) 19日 ロイター] リビアの元最高指導者カダフィ大佐の次男で後継者とみなされていたセイフイスラム氏(39)が18日未明、同国南部で拘束された。
同氏を拘束したのは、首都トリポリ南西の都市ジンタンの部隊。15人から成る部隊を率いたアハメド・アマル氏によると、同日午前1時半(日本時間19日午前8時半)ごろ、南部の産油都市オバリから約70キロ離れた砂漠地帯で車両2台を止めたところ、セイフイスラム氏と他4人が乗車しているのを発見。同氏は最初、「アブデルサラム(平和に仕える者)」と名乗ったという。当局者らは、同氏らが隣国ニジェールに向かっていたとみている。アマル氏は、「最初、彼(セイフイスラム氏)はとてもおびえていた。殺されると思ったのだろう」と語った。
セイフイスラム氏は19日に航空機でジンタンに移送された。同行したロイターの記者に対し、包帯が巻かれた手の傷について、1カ月前に北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆によって負傷したと語り、気分は大丈夫かとの質問に「ああ」とだけ答えた。
欧米諸国の指導者やアムネスティ・インターナショナルなどの人権団体は、セイフイスラム氏が国際刑事裁判所(ICC)で裁かれるよう求めているが、リビア国民評議会(NTC)のアウラギ法相は、リビア国内で裁かれることになるとの意向を示した。キーブ暫定政府首相も公正な裁判を約束するとし、同氏の拘束について、カダフィ政権打倒を目指した反政府デモの「最後を飾る勝利」と表現した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24257220111120
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。