http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/301.html
Tweet |
真相JAPAN公式ブログ 様
http://blog.livedoor.jp/takutaku2946/
(前編に続き以下に全文転載〜文章は 山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル 様からコピーさせて頂きました。)
10月28日記事 第31号
後編では何故、カダフィが殺されたのか?何がリビアで行われ
るか?書きたい。一番大きな理由は古今東西 全て一緒で「通貨発行権」の問題である。
核 心に触れると、カダフィが提案している「ディナ金貨」の事だ。
これは本物の金(ゴールド)から作るアフリカの単一通貨であ
る。1996年と2000年にカダフィによって提案され全ての国が興味を示し、アフリカ諸国はかなり前向きだった。
リビアに対する軍事介入が始まる一ヶ月前にも彼はアフリカと
イスラム諸国に対し「新統一通貨」に参加するよう呼びかけた。「ドルやユーロに 対抗できる。石油、その他の資源はディナ金貨のみで取引を行おう!」と。
国の財力の基準を「ドルがどれだけ流通しているか」から「金(ゴールド)をどれだけ持っているか」に変更して しまいたいというマネー定義の原点回帰である。
因 みにリビアは144トンの金(ゴールド)の保有をしている。これは英国の金保有量の半分に相当する。リビアは英国の人 口の10分の1である。
人 口で換算するとリビアは英国の4倍の金保有国なのだ。つまりカダフィは実に健全な財務をしていたのだ。西欧諸国、もっ と書くとアメリカの正反対である。
カダフィが石油などの取引を新通貨を立ち上げるなどをし、
ドル以外の決済が行われれば現在の金融システムにとって脅威
なのは容易に想像が付くだろう。
な ぜなら、フセインが2000年に石油取引をドルからユーロで決済することを決めた。そしてアメリカは軍事介入をした「911事件」から始 まる「テロとの戦い」というでっち上げが証拠である。
アメリカはOPEC諸国が石油をユーロ決済で取引するのを断 固、阻止しなければ国家の存亡に関わるからだ。
多 くの西側諸国は十分な金(ゴールド)を所有していないがリビアのような「金(ゴールド)持ち国家」は事情が全く違う。
ディナ金貨の恩恵に石油で潤うアフリカと中東諸国は「値上が
りしたら、支払いは金(ゴールド)でないと駄目」と言いかねない。これにはNATO諸国とアメリカは絶対、飲めない。
つまり西欧諸国及びアメリカは「リビア政府の完全な作り直
し」国家再構築をする必要があった。もっと書くとカダフィを潰しリビアの資産を
乗っ取り、占領国にするつもりだ。日本でもGHQによって行われた、いつものパターンである。
反乱軍を国連、NATOが唱える「民主化」というスローガンをでっち上げたのだ。
アメリカはアフガニスタンやイラク戦で国内の世論が調整でき
ない現実がある。だからNATOにやらせたのである。
本 当はカダフィの資産の凍結ではなく、リビアの資産凍結である。リビア国立中央銀行の金(ゴールド)の保有率は最高のレ ベルである。それに比べ、カダフィの個人資産などは大したことがない。
典 型的なグローバリストによる乗っ取り⇒国家解体そして作り直しである。
リ ビアはアメリカアフリカ軍(AFRICOM)に参加していない唯一の国だ。この構想はブッシュ政権から始められた。し かしリビアだけは拒んだ。
フランスのサルコジ大統領は「リビアは人類の金融安全保障の
脅威」と語るが本当のリビアは債務から開放された自由がある国だったのである。
繰り返しになるがリビアの中央銀行は西洋の全ての国と違い国有銀行なのだ。
最後に2007年3月2日に放映された、アメリカ合衆国将軍、ウェスリー・クラーク氏(1997〜2001年NATO最高司令 官)のインタビューでの発言をしっかり目に焼き付けていただきたい。
「2001年の9月11日に911事件があり、何故か分から ないが一週間後の9月20日にはイラク戦争が決まっていた。理由を問いただしても決まったものに理由はない。ただ決まったとしか言われなかっ た。そして5年以内に7つの国を支配下に収める計画を持っていた。その標的にあった7つの国はイラク、シリア、レバノン、ソマリア、スーダ ン、イランそしてリビアだった。」
結論を書くと今、行われている北アフリカ、中東侵略は10年以上前から「この計画」は作られ、確実に実行されているという事だ。
トリポリで踊り狂う若者たち(サクラを含め)は自分たちの未
来が分かっているのだろうか?簡単に書くとトリポリにマクドナルドが出来てもハンバーガーを買うお金がなくなるということだ。同じように潰されたアフガニスタンやイラクの国民が幸せになったという情報はいまだに聞い た事がない。
今回の恐ろしい殺戮は「独裁者を倒した」と報道されているようだが本当は各国の首脳陣に対する裏メッセージの役割をしているのだろう。「君たちはフセインやカダフィのようになりたいのかい?」と。
命 を懸けて西洋中央銀行の暴走を阻止しようとした、カダフィは偉大な指導者だったのである。アフリカの人達が衣食住を保障される明るい未来
を実現する原動力だったのだ。
その証拠に2011年7月1日、170万人の国民が 「NATOに対し挑戦する態度の表明」でトリポリの緑の広場に集結した。170万人という数字はトリポリの人口の95%。そしてリビア国民の 3分の1である。
本当のカダフィの正体は「本物の民族主義指導者」なのである。
最 後まで西欧諸国に立ち向かった「本物の革命家カダフィ大佐」永遠なれ!
(了)
(参考資料)
ロスチャイルドがカダフィを殺す
http://www.youtube.com/watch?v=UOecRbKSPoU&feature=player_embedded
欧米銀行 カダフィ
リビアの投資資金を大損害 戦争で返済不要?11/6/4
http://www.youtube.com/watch?v=UOecRbKSPoU&feature=player_embedded
リビア: ゴールドマンサックス カダフィへ支払い踏み倒し?
http://www.youtube.com/watch?v=UvWsFHBfEUc&feature=player_embedded
リビア: カダフィ NATOの狙いはアフリカ統一通貨阻止 ドル体制維持
http://www.youtube.com/watch?v=WV9WtX5GRN0&feature=player_embedded
【超重要】リビア中央銀行民営化とゴールド略奪
西側グローバリスト支配
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=j2LqU5nB214
カダフィの真実を知ってほしい リビア 新世界秩序
NATO
http://www.youtube.com/watch?v=aggieI4YAVw&feature=player_embedded
リビア攻撃は2001年から計画されていた
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=FdzgsPO_k0c
サルコジ氏、あなたは昨晩何人子供を殺したか―リビア戦争の 現実―
http://www.youtube.com/watch?v=UONHf5289j4&feature=player_embedded#
アフガニスタン戦争の真の理由
http://www.youtube.com/watch?v=vd0JND7n_-w&feature=player_embedded#!
RAW VIDEO: Gaddafi’s capture
http://www.youtube.com/watch?v=dy1dsO-jKd0&feature=player_embedded&skipcontrinter=1
--------------------------------------------------------------------------------
【編集後記】
真相JAPANを29号、30号を今、公然と全面公開してい る。お金を払っている会員様には大変、申し訳ないと思うのだが、それは1人でも 多くの人たちで情報をわかち合って、前向きに行動してもらいたいからだ。今回は何故?私が下手糞な投稿をしたか?カダフィを調査していたら、世界の縮図がリンクしてきたからだ。そのこと を書き出すとキリがないので今回は割愛するが。
つまりリビアは工作(仕込み、マスメディア)と圧倒的な暴力
によって「主権」が剥奪されたのである。
「カ ダフィを持ち上げすぎだ!」という意見も出ている。しかし、いまだに「死刑制度という国家ぐるみ殺人を公然としている国の人に言われても
説得力ないなあ」と正直、首をひねるしかない。
また大きなニューズが入ったので貼り付ける。(貼り付け開
始)
「EU への主権移譲もいとわない」、危機懸念を回避したいイタリア
http://www.afpbb.com/article/politics/2827415/7769540
【9月15日 AFP】 イタリアのフランコ・フラティニ(Franco Frattini)外相は14日、欧州全体の強化につながるのであれば、イタリアは主権の一部移譲もいとわないと述べた。 欧州債務危機が広がる中、イタリア政府は同国にのしかかる市場の圧力をかわそうと躍起になっている。
フラティニ外相はドイツの日刊紙、南ドイツ新聞
(Sueddeutsche Zeitung)のインタビューに答え「われわれ は真の欧州経済の政府を作るために、真剣に取り組まなければならない」と語った。 欧州委員会(European
Commission)の委員を務めたこともある同外相は、さらに「もはや円卓に座って、政府間交渉で欧州を統治するやり方では十分でない。 国によって連邦主義的欧州に関する考えはそれぞれ違う。しかし、イタリアは真の 欧州中央政府のために、あらゆる主権を移譲する用意がある」と述べた。 また、フラティニ外相は欧州中央銀行(ECB)を取り上げ、「例えばECBの役 割は、緊急時には介入もできる政治的に独立した機関として強化されるべきだ」とも述べた。
インタビューの前日、イタリア国債の金利はさらに急上昇し
た。 アイルランド、ポルトガル、ギリシャとユーロ圏諸国で債務危機が相次ぐ中、ユー ロ圏ドミノが次に波及するのはイタリアだという懸念が広がっているためだ。 そうした中、フラティニ外相は「イタリアはわが国の伝統を、そして文化や憲法を重んじている。わが国はこれからもひとつの独立した立憲主義国
であり続ける。 しかし、国際的な問題が持ち上がった時には、われわれはグローバルに行動する必
要がある」と語り、欧州が団結して今回の大きな危機を解決することを訴えた。(c)AFP(貼り付け終了)
イタリアもこんな事を言い始めている。日本も他人事じゃない
ですよ。
(以上、転載終了)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。