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米軍が、アフリカ東部ソマリアのアルカイダ系組織の攻撃を目的に、隣国エチオピア南部に軍事拠点を極秘に開いたことが分かった。米紙ワシントン・ポストが27日、米空軍の話として報じた。エチオピア政府はこの拠点の存在を否定しているという。
同紙によると、軍事拠点は首都アディスアベバから南に約500キロの町にある民間空港の一部を転用。米空軍の要員が駐留して無人機リーパーを運用している。米空軍は「エチオピア政府が受け入れる限り(無人機攻撃を)続ける」と同紙にコメントしている。攻撃対象はソマリア中南部を支配するイスラム武装勢力シャバブ。米軍はこのほかに、東アフリカのジブチや島国セーシェルにも、無人機の運用拠点を設けているという。
オバマ政権はアフガン、イラク、イエメンなど世界の6カ国で無人機による攻撃をしている。テロ容疑者を裁判を経ずに殺害するうえ、民間人の巻き添えも出ていることから、批判が高まっている。(ワシントン=望月洋嗣)
http://www.asahi.com/international/update/1028/TKY201110280371.html
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近年、米国はイスラエルと同様にテロ容疑者を裁判にかけることなく暗殺している。 これは国家によるテロそのものだ。「テロ組織との戦い」で米国は「テロ国家」になった。
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