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【ミスラタ(リビア中部)時事】「歴史的な日だ。こんなにうれしいのは初めてだ」。リビアに42年も独裁を敷いた元最高指導者カダフィ大佐が死亡し、最後の拠点だった中部シルトが陥落したのを受け、反カダフィ派の連合体「国民評議会」が全土解放を宣言した23日、各地で群衆が街頭に繰り出し、自由の到来に沸いた。
20日死亡したカダフィ大佐の遺体が安置されているミスラタでは、この日も遺体が市民に公開され、変わり果てた独裁者の姿を見ようと大勢の市民が詰めかけた。夜に入ってからも町中心の自由広場には、テレビで全土解放宣言の生中継を見終えた市民が続々集結。新国旗を掲げ、新国歌を歌ったり、太鼓をたたいたりして盛り上がった。
無数の花火も打ち上げられ、国民評議会の武装要員が上空に放つ祝砲で人々の興奮は最高潮に。
4月にカメラマンだった25歳の一人息子を戦闘で失ったアブドルハキムさん(53)は、「死んだ息子を思って随分と泣いたが、多くの犠牲の上にきょうのような幸せな日がやってきた。カダフィも死に、とても幸せだ。リビアには明るい将来が待ち受けている」と話した。
女子大生のイルハーン・ハルフールさん(21)は、「42年の独裁だ。自由とはなんと素晴らしいのだろう。石油もあるリビアは、日本のように経済や科学技術を発展させ、豊かな国になるのを確信している」と瞳を輝かせた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011102400044
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