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【ニューヨーク=弟子丸幸子】パレスチナ自治政府のアッバス議長は23日、国連総会の一般討論演説で「今度は『パレスチナの春』だ。独立を求める時が来た」と述べ、国連加盟への支持と協力を求めた。議長はこれに先立ち、潘基文国連事務総長に加盟申請書を提出。安全保障理事会は26日に申請の取り扱いについて協議する。
アッバス議長は演説で「パレスチナ国家樹立と国連加盟に向けた皆さんの支援が、中東和平への多大なる貢献になる」と強調した。イスラエルとの直接の和平交渉に真摯に臨んだものの、パレスチナ市民への脅威となるイスラエルの占領が続いていると主張。国連への加盟が現状の打開につながると訴えた。
一方で「対話を受け入れる決意はある」とも述べ、占領地でのイスラエルの入植活動停止を条件に挙げた。加盟申請書ではイスラエルとの国境を第3次中東戦争以前の1967年の境界線とし、東エルサレムを首都とする国家像を明記した。
この後、演説したイスラエルのネタニヤフ首相は「交渉を拒否したのはパレスチナ側だ」と反論。「中東和平合意に調印した後なら、イスラエルは真っ先にパレスチナの国連加盟を歓迎する」と語り、和平合意が先決と訴えた。「拍手は1つの手ではできない。和平も同様だ」と述べ、交渉の再開を呼び掛けた。
潘事務総長は23日、パレスチナの加盟申請書を受理し、安保理に協議を付託。9月の安保理議長国のレバノンは26日に取り扱いに関して協議すると発表した。
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