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(回答先: <日米首脳会談>大統領「普天間結果を」首相に事態打開要請 投稿者 あややの夏 日時 2011 年 9 月 23 日 06:02:03)
(2011/09/22-21:31) 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011092200947
21日行われた野田佳彦首相とオバマ大統領による初の日米首脳会談。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、米側の厳しい姿勢が鮮明になった。大統領選を来年11月に控え、米国の対日圧力がさらに強まるとみられるが、日米合意に反発する沖縄の理解が得られるめどは立っていない。外交初舞台の首相は、出だしから重い課題を突き付けられた。
「結果を出す時期が近づいている」。大統領は首相との会談で、時間を惜しむかのように本題に切り込んだ。首相同行筋によると、クリントン米国務長官ら同席者が自己紹介をする間もなく、大統領は強い口調で普天間問題を進展させるよう首相に詰め寄ったという。
首相は就任以来、日米同盟を日本外交の基軸と明言してきた。外務省内には「米国は野田政権に好意的だ」(幹部)として、米側が過度な要求をしてこないと見る向きもあった。想定とは異なる米側の対応について日本政府は「初の首脳会談にしては極めて厳しい」(政府筋)と深刻に受け止めている。
大統領が「結果」を求めた背景には、米議会が普天間問題のこう着にいら立ちを強め、移設とセットである在沖縄海兵隊グアム移転費用の削減を要求していることも関係がある。防衛省幹部は「大統領の発言は最終通告だ。この1年で進展がなければ普天間は固定化せざるを得ない」と強い懸念を示した。
だが、地元の頭越しに移設を進めようとする日米双方に対し、沖縄県の仲井真弘多知事は「銃剣とブルトーザーで基地を造るのか」と反発、県外移設を求める態度を崩していない。首相は政権交代を機に、県が求める使い道を限定しない一括交付金を創設し対話の糸口を探る考えだ。ただ、政府内からは早くも「アメとムチのやり方では地元は受けつけない」(政府高官)との声も上がる。
普天間問題の進展については、野党も冷ややかだ。自民党の石破茂政調会長は取材に対し「日米の現状を考えずに過度な甘えや期待は禁物だ」と指摘。公明党の山口那津男代表は記者会見で「民主党政権は普天間問題で迷走を繰り返してきた。米国のいら立ちが大統領の言葉に表現されている」と述べた。
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