http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/172.html
Tweet |
【ドバイ=太田順尚】リビア反カダフィ派を束ねる国民評議会ナンバー2のジブリル氏は11日、首都トリポリで会見し、内戦でほぼ停止していた原油生産を前日の10日に再開したと明らかにした。また、今後10日以内に政権移行を担う暫定政府を発足させる方針も表明。経済・政治の両面で「カダフィ後」をにらんだ動きが強まりそうだ。
生産再開した油田の場所や、生産量などは明らかにしなかった。ジブリル氏は「さらにリビア西部の油田でも近く生産を再開する」と述べた。
リビアでは、日量160万バレルあった原油生産が内戦でほぼ停止。内戦前は生産量の約85%を欧州などに輸出していたが、生産停止で外貨入手もほぼ途絶えていた。復興のためには原油生産の早期平常化による外貨獲得が不可欠で、今後、どれだけの期間で内戦前の水準に生産量を回復できるかが焦点となる。石油事業への関与を狙う外資企業のつばぜり合いも激しさを増しそうだ。
また、ジブリル氏は近く発足させるとした暫定政府について、「リビアの各地域からの代表者で構成する」と説明。カダフィ派が依然掌握する首都南東のバニワリードやリビア中部シルトで戦闘が続いているが、同時並行で新政権樹立の作業を進める構えだ。同氏はリビア全土を完全掌握した後、暫定政府を組織し直すとの考えも表明。カダフィ派の地域も政権樹立に関与させることを示唆し、早期投降を促す狙いの可能性もある。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 戦争b8掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。