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“中国 カダフィ政権と兵器商談”
9月6日 0時17分
中国国営の兵器製造企業が、崩壊しつつあったリビアのカダフィ政権に対して、日本円で150億円余りに上る武器の売却を持ちかけていたとアメリカなどのメディアが報じ、中国政府は、武器の売却は否定したものの、企業がカダフィ政権側と接触していた事実を認めました。
アメリカの「ニューヨークタイムズ」など複数のメディアが伝えたところによりますと、中国国営の兵器製造企業3社が、北京を訪れた当時のカダフィ政権の治安当局者に対し、総額2億ドル(日本円で153億円余り)の武器の売却を持ちかけていたことを示す文書がリビアの首都トリポリで発見されたということです。武器には、ロケット発射装置や持ち運び可能な地対空ミサイルなどが含まれ、企業側は、売却の事実が露呈するのを防ぐため、武器をアフリカのほかの国にう回して輸出することも提案していたとしています。この商談が行われたのは、カダフィ政権が崩壊しつつあったことし7月中旬で、仮に武器の売却が行われていたとすれば、リビアへの武器禁輸などを盛り込んだことし2月の国連安保理制裁決議に中国は違反したことになります。これについて、中国外務省の姜瑜報道官は、中国企業関係者がカダフィ政権の当局者と接触していたことを認めたうえで、中国政府としては承知していなかったとし、契約は結ばれておらず、武器の輸出もしていないと否定しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110906/k10015404321000.html
<コメント>
中国政府(上層部)はこの件を知っていたのか、それとも知らなかったのかで随分と様子が変わってくるのでしょうね。
○知らなかった場合
・中央本部は軍需企業の動きを見逃し独断専行を許していた
・人治国家中国で兵器製造企業は中央との調整を一切せずに平気を輸出しようとした
・報告したら止められると思ったから報告しなかったので、中国政府は国際法規を守る良い政府
●知っていた場合
・戦争の帰趨に興味は無く単に稼げれば良い
・カダフィー側を勝たせたい、あるいはこの革命を潰したい意図があった
・カダフィー側を勝たせる事ではなく、内戦状態を長引かせたかった
など色々仮説が考えられそうですね。
個人的には中国政府が軍需企業の暴走を看過するのだろうかと言う疑問があるので、知っていたのではないかと思います。
そうすると危険を冒して武器供与をした狙いが気になりますね。
皆さんはこの件どう分析しますでしょう?
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