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はやくも石油利権をめぐり動きが活発化、リビア新指導部早くも傀儡への道?
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/119.html
投稿者 アフターバーナー 日時 2011 年 8 月 25 日 21:19:57: jrkxmEf6yaSpQ
 

「リビアの体制がどうなるか混沌とした段階で早くも石油利権をめぐって動きが活発化、その一方でアル・カイダがリビア軍に大きな影響力を持つ可能性も 」

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201108250000/

 言うまでもなく、マスコミは原子力以外の問題でも「大本営発表」を続けてきた。福島第一原発の事故でそうしたプロパガンダ機関的な体質が露呈して批判され、少しは慌てたようだが、体質が変わったわけではない。国外情勢の場合、読者/視聴者の目が厳しくないこともあり、露骨なプロパガンダを続けている。事実を隠し、怪しげな情報を流しているということだ。

 リビア内乱のきっかけを作ったのはフランスであり、トリポリ陥落の直前からはイギリスの動きが目立っていた。そうした動きを支えていたのがアメリカである。そうした国々に支援の手を差し伸べてきたのが湾岸の独裁産油国やヨルダンといった国々だった。本ブログで再三書いてきたことである。そうした内乱支援国にトルコも加わっていたとウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じている。シリアの内乱でもリビアと似た構図がある。

・・・・

早くもリビアでは石油利権の争奪戦が始まっているようで、反政府派のアブデルジャリル・マヨーフは「西側」と友好的な関係を結ぶとする一方、ロシア、中国、ブラジルとは「政治的な問題」があるとしている。つまりBRIC諸国からイタリア、フランス、イギリスなどへシフトすると示唆している。内戦の実態がフランス、イギリス、アメリカの侵略戦争だったことを考えれば、必然的な流れであろう。

 こうした対立の構図はアフリカの中南部でも見られ、キープレーヤーはリビアだった。そのリビアでムアンマル・アル・カダフィ政権が倒れた影響はこの地域にも及ぶ可能性が高い。

・・・・・・

 イランのムハマド・モサデク政権をクーデターで潰し、パレスチナのヤセル・アラファトを攻撃するためにハマスを育て、エジプトのガマール・ナセルを暗殺しようと試みたのが「西側」である。その延長線上にサダム・フセインやカダフィの排除、バシャール・アル・アサドやアフマディネジャドに対する攻撃はある。決して「民主化」や「人道」が理由なわけではない。

・・・・・・

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リビア新指導部が早くも、親西側色か。
BRICS諸国からイタリア、フランス、イギリスなどへシフトと示唆。

あれリビア国民の声は聞かないのでしょうか(笑)。ねえダイナモさん。

もともと基本路線は決められた上で瑣末な問題を決めるのが「民主主義」ですが。
 

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コメント
 
01. 2011年8月25日 21:42:29: X2tWKkxJk2
ダイナモは消えたのか?

02. 2011年8月25日 22:31:56: StnhJjyMPw
旧宗主国イタリアの石油・ガス会社Eni(エニ)、フランスのトタルがリビアの膨大な石油資源の利権を手にしたことで、祝砲をあげているだろう。彼らにとっては長年、目の上のたんこぶだった中東の暴れん坊、カダフィ大佐を失脚させたことで、宿願を果たしたことになる。各国政府は国際石油資本のために戦争をしたのであり、これが戦争の本質だと言うことが露呈してしまった。

リビアの最高指導者カダフィ大佐は反欧米主義を貫いていたが、そのためか国民に日本車を買うことを勧めていた。これが今後、欧州車になっていくだろう。生活必需品の耐久消費財も、地中海をはさんだ対岸の欧州諸国の工業製品に置き換えられるだろう。欧州諸国は、戦争勝利で得た大消費市場の出現に沸き立っているのではないか。戦争は最大の景気浮揚策だと言われるゆえんだ。

日本びいきのカダフィ大佐の失脚は、日本にとっては輸出市場を失うことになり、非常に困った事態だろう。


03. 2011年8月25日 22:50:21: 6kuobrWeYc
>>02
金融危機からの回復も目的だったのでしょうか。
でも結局、韓国、台湾勢に席巻されてしまうのではという気も。

04. 2011年8月25日 23:23:18: S57QJHub3w
革命無罪の誰かさんは体制が崩れた事実だけで自己完結してるようだ。
問題はなにも解決していないのに。
トリポリでは既成時事実化だけが進められているが、NATOの空爆を避けつつゲリラ戦術で反体制派を揺さぶり続ける政府軍の戦闘は止まない。

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