http://www.asyura2.com/11/test24/msg/992.html
Tweet |
(回答先: Re: test 投稿者 明るい憂国の士 日時 2012 年 2 月 13 日 05:40:16)
不正選挙大国・米国にはロシア大統領選にケチをつける資格はない (陽光堂主人の読書日記)
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-553.html
2012-03-05
不正選挙大国・米国にはロシア大統領選にケチをつける資格はない
ウォール・ストリート・ジャーナルは、本日付でこう報じています。(http://jp.wsj.com/World/Europe/node_402642)
ロシア大統領選、プーチン氏が勝利へ=圧政への不満強まる
【モスクワ】4日投・開票されたロシア大統領選は、出口調査や当初の暫定得票結果でウラジーミル・プーチン首相が大きくリードし当選を確実にした。プー チン氏は今後6年間の任期を務めることになるが、下院選挙での不正疑惑をきっかけに広がった政府への不満にどう対応するか、待ったなしの政治的な課題に直面する。
出口調査によると、プーチン氏の得票率は58〜59%で、第1回投票で過半数を制し大統領に選任される見通しだ。第2位は、最大野党・共産党のゲンナジー・ジュガーノフ委員長で、出口調査によれば得票率は18%。新興財閥を率いるミハイル・プロホロフ氏が得票率9%で、第3位を占めている。最終結果は、5日に判明する見込み。
選挙管理当局者によると、投票率は4年前の前回大統領選よりも高く、有権者の関心が高かったことを示した。しかし、プーチン氏の大統領としての正統性をめぐる疑問は払しょくされそうもなく、再任が許される大統領職を今後12年間務めるのに必要な幅広い支持を集められるかどうかは不透明だ。
独立系全国紙の所有者で編集長のコンスタンチン・レムチュコフ氏は、「最も興味深いのは次に何が起きるかだ」と指摘し、「プーチン氏にとって時間は多くない。日が経つごとに道徳的な正統性は反対派に移っていく」と予想する。
昨年12月の下院選で与党側が不正を働いたとして、20年前のソ連崩壊時以来の大規模な反政府運動が展開されており、公正な選挙とプーチン退陣を要求した。今回の大統領選でも独立の選挙管理人は、不正は大幅には減少しなかったと報告している。反政府運動の指導者は5日にモスクワ市内で抗議デモを計画している。
プーチン陣営は、プーチン氏がロシアの有権者の過半数の支持を得ていると述べ、抗議デモ参加者は一握りの裕福な都市生活者にすぎないと強調した。しかし世論調査では、プーチン氏に対する国民の不満が高まっていることが示されている。独立系の世論調査会社レバダ・センターを代表するレブ・グドコフ氏は、「超中央集権的な独裁主義が長期的な経済発展をもたらすという希望は徐々に消えつつある」と語る。
下線を付した部分に注目して下さい。単なる言いがかりに過ぎないことは明らかで、何とかけなそうと記者が苦労している様子がよく判ります。
中でも傑作なのは、「道徳的な正統性」と表現した部分で、これはどういう意味なのでしょうか? プーチン氏の当選は、法律的には正当性があるけれども(支持者が多いので仕方ないけれども)、疑わしいことをしているので指導者となる資格はないと言いたいのでしょうか?
ロシアとしては、米国人にだけはそんなことを言われたくないはずです。オバマ大統領はケニア生まれと言われており、法律的に大統領になる資格がないと囁かれているのですから。前職のブッシュ・ジュニアに至っては、大統領選で2度も不正を働いて、8年間も権力の座に居座り続けました。つまりここ12年、米国では、道徳的にはもちろん、法律的にも正当性のない人間が大統領になっているのです。
また、独立の選挙管理人は、「不正は大幅には減少しなかった」と報告していますが、これは不正が減ったという意味です。素直にそう書けばいいのに、誤認させるような表現をしています。こういう人は、作家にでもなった方がいいでしょう。
正当な手続きで選ばれた候補者は尊重されるべきで、選挙結果を左右しようとして外部から操作することは許されません。米国は代理組織を使って内政干渉していますが、これで民主主義国を標榜しているのですから、呆れるばかりです。
実際には選挙違反も圧力もあったでしょうが、そういうことは日本でもありますし、程度問題です。少なくとも米国寄りは増しではないかと思うのですが…。
イランでも議会選挙がありましたが、こちらの方はイスラエルなどの思惑通りになったようです。大統領派が敗北した模様で、大統領と対立するハメネイ師派の方が強硬路線と聞いて驚いた人もいることでしょう。アフマディネジャド大統領は現実的な面も持ち合わせているので、今後ハメネイ師派が勢いを増すと、中東情勢はより緊迫化することになります。
ネオコンやイスラエルにとって願ったりかなったりの状況ですが、ロシアの大統領選まではコントロールできませんでした。混迷を深めるシリア情勢がどうなるかで、今後の中東情勢の帰趨が決まることでしょう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
ロシア大統領選で、予想通りプーチン首相が当選しました。ユダヤ人たちにとっては都合の悪い展開らしく、色々と難癖をつけていますが、所詮は遠吠えに過ぎません。
Li Yong/Xinhua/Zuma Press
投票所で記者の質問に答えるプーチン氏(4日)
2012-03-05
フォローアップ:
重複コメントは全部削除と投稿禁止設定
ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定
削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。