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(回答先: Re: test 投稿者 明るい憂国の士 日時 2012 年 2 月 06 日 12:53:20)
シロアリ退治が変節して、シロアリへの御奉公に・・ (神州の泉)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/02/post-7ebb.html
2012年2月 6日 (月)
シロアリ退治が変節して、シロアリへの御奉公に・・ シロアリ退治が変節して、シロアリへの御奉公に・・ 民主党の鳩山由紀夫元首相は30日夜のBS11番組で、−−途中略−−−。 鳩山由紀夫(友紀夫?)氏は先月末に、野田佳彦氏が麻生政権時代、天下りをなくすことが先決なのだが、それをしないで消費税を引き上げる話はおかしいと言っていたことが、今の野田首相に跳ね返ってきていると痛烈に批判している。これは、当然、例の「シロアリ駆除街頭演説」を指しているが、この貴重な動画を天下に知らしめたのは植草一秀氏である。野田首相は、同じ民主党の初代内閣総理大臣だった人にストレートに変節を指摘されても、一向に反省したり落ち込む様子がない。それは財務省の洗脳にすっかり頭をやられているからである。野田佳彦氏は二年半前にこう言っていた。 官僚主導体制を政治主導体制に切り替えるというのは、決して一朝一夕には行かない難事業である。何故なら、官僚には律令制度発祥のころから染み付いた強い官吏意識があり、公僕とは言いつつも、彼らは自分たちがヒエラルキー的には国民の上位にあって、不動の支配階級だと考えているからである。絶対的な官尊民卑のヒエラルキー感覚である。欧米型民主主義が我が国に導入されたのは、たった六十数年前である。民主主義とはその字義通り、民が主体となる思想だが、戦後の官僚主導体制を見れば、我が国は民主主義と言うよりも官主主義と言った方がいいかもしれない。 では、なぜ官僚が国民の負託を背負った政治家よりも優位にあるのか。それは官僚が国民を衆愚視しているからであり、衆愚の代表たる政治家は、やっぱり衆愚に他ならないと差別意識を持っているからだと思う。もう一つ考えられることは、官僚と政治家のライフサイクルの極端な違いに起因する。当たり前のことであるが、政治家は衆参両院の政治家がいて、衆議院は任期が4年であり、解散があれば任期満了前に議員資格が終了する。参議院は6年の任期である。 一方、官僚の場合は選挙という民意による洗礼がないので、その任期は定年になるまでほぼ半永久的である。従って、行政を司るとは言っても、彼らは行政内部の深い部分まで掌握しているから、わずか数年の政治経験しかない政治家を素人としてしか見なくなり、腹の中では睥睨しているのである。法的には政治家が主導権を持つが、実質的には政治家は門前の小僧扱いなのである。それぞれの職分におけるライフサイクルの長さが圧倒的に違うことは大きい。 だが、長ければいいというものでもない。人間は権力や金を扱う場所に長くいると腐敗する。だから、官僚主導体制とは、腐敗した官僚体制が事実上、政治をコントロールしている様態を言っているのであり、政治が下位構造に組み込まれている現状は民主主義とはほど遠いところにある。野田佳彦氏がいみじくも喝破したように、シロアリ退治は必須である。官僚は多くの天下り法人を持ってシロアリ帝国を築いた。政治のコントロールが及ばないその牙城では、国民の税金が集積され、シロアリ軍団にいいように食い散らかされている。 ここに、中曽根政権以来、新自由主義路線が我が国に導入されてから、シロアリ帝国は大きく分けて二つの悪さを行っており、そのために国民へ再配分される機能はどんどん廃れていった。その一つは官僚自身の利権肥大であり、もう一つは宗主国アメリカへ国富が移転されていることである。この傾向は小泉政権以降顕著になっており、特に後者の国富海外移転が国民生活破壊の主な元凶になっている。官僚が国家秩序を維持する重大な役目を担うなら、特にヘッジファンドなど、強欲外資の収奪状況に歯止めを打たねばならないわけであるが、その反対に、TPPを積極的に進める経産省のキャリア官僚、宗像直子氏のように、官僚自らが主体的に国を売る作業を始めていることは、暗澹たる日本の実情を示している。 国民はシロアリ退治を無視して、シロアリたちに国民の血と汗の結晶を貢ごうとしている野田佳彦首相を絶対に許さないだろう。しかも、デフレ下における大増税政策は、心ある人たちが憂慮しているように、出血多量で死にそうになっている人へ献血を強要するようなものである。 2012年2月 6日 (月)
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(MSN産経ニュースより)
鳩山氏「小沢氏復権を」 増税で首相「変節」批判…
鳩山氏は「野田首相は首相になる前、麻生政権を倒す目的で天下りをなくすことが先で、それをやらないで消費税増税なんてとんでもないと言った」と指摘。その上で「今まさにその言葉が首相自身に返ってきている」と首相の「変節」を批判した。−−−以下略。/span>
2012.1.31 00:11 [鳩山由紀夫]
(画像はパロディスト、マッド・アマノ氏の作品ですが、
ご本人のご厚意によりここに掲載させていただきました)
「シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。」
2009年、政権交代時の民主党の基本方針の中に、官僚主導から政治主導へ転換というのがあって、その文脈において野田氏は、天下りやわたりの根絶を一生懸命説いていた。従って官僚主導体制是正の一環としては、何よりも天下りやわたりの問題にメスを入れることが最優先事項というか、前提条件となっていたはずである。この肝心要の部分を黙殺して、消費税増税に突き進む現状は、国民自体をバカにし、政治そのものを愚弄していることになる。
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