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渡辺周副大臣の更迭先送り発言に、民主党の限界を見た
2012.02.04 :(まるこ姫の独り言)
今、予算審議そっちのけで大騒ぎになっている沖縄防衛局長の講話問題について、渡辺周防衛副大臣の発言には唖然とし、これが民主党政権の限界なのではないかと感じるに至った。
>先送り「調査のため」と防衛副大臣…講話問題
読売新聞 2月4日(土)11時7分配信
>沖縄県宜野湾市長選への投票を呼び掛ける「講話」を行った真部(まなべ)朗(ろう)沖縄防衛局長への対応を先送りしたことについて、「真部氏は説明責任をまだ果たしておらず、責任ある立場にとどめ、しっかり調べさせる。今、(防衛省が)調べているわけだから、ここで代えるわけにはいかない」と説明した。
>そのうえで、「(真部氏への)処分や更迭は白紙だ」と都内で記者団に述べた。
民主党の議員は、最初の口は勇ましいが、すぐにトーンダウンするのが特徴だ。
今回も、初め更迭かとも言われて来たが、大臣の先走りと言う事に落ち着きそうだが、官僚たちは実に頭が良い。
今回の講話問題は、局長の独断ではなく自民党政権時代からの、伝統、慣例だとも言われているが、そもそも官僚たちが、証拠や言質を取られる講話をするはずがない。
とにかく、身を守ることにかけては類を見ない位上手い組織だ。
政治家が官僚に太刀打ちできると思ったら大間違いだ。
真部氏は、衆院予算委員会に参考人として出席をしたが、”講話について自身が発案したとし、防衛本省をはじめ外部から指示や示唆があったことはない」と組織的な関与を否定した”そうだが、今までの官僚たちに発言や言動を見ていたら、真部氏の発言は、組織を守る為以外の何物でもない。
講話についての指示も沖縄県だけの単独行為ではなく、中央からの指示が出ている事は一目瞭然だと、私は思うが。。。
真部局長は社民、共産党などの県選出国会議員らに押しかけられて自衛隊法や公職選挙法違反に抵触している疑いがあるが、自覚しているのかとの問いに、自覚していると答えていた。
が、国会の参考人聴取では、答弁が微妙に変化している。
渡辺周氏の、”講話に違法性が確認できなかった”と、処分や更迭はしない方針を聞いて、愕然とした。
あれだけ大騒ぎした講話問題も、やっぱり民主党には、”面倒な事は起こしたくない、解決できないから”との思いがあるのでは無いかと思うと、今更ながら情けない。
もっとも、この局長を更迭しても首になるわけでもないし、どこかの部署に行き、のうのうと仕事をして退職金はいつものように満額を受け取り、次の就職先の天下り団体で週、2〜3日顔を出し、何千万円もの報酬を受け取るのだろうし、それが見えているだけに、白々しい思いで一杯だ。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/02/post-5187.html
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