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年金財政試算 消費税17パーセント公表せず
2012.01.30 :(まるこ姫の独り言)
政府に都合のよい試算だと公表して、都合の悪い試算だと公表しないと言う事になると、ますます信用をなくすのではないか。
>年金財政試算 公表せず 政府・民主三役会議で確認
産経新聞 1月30日(月)7時55分配信
>消費税増税を含む社会保障と税の一体改革とは「別次元の問題」と位置付け、年金抜本改革に踏み切れば消費税率は17・1%になるとした厚生労働省の財政試算については「党で決めた制度に基づく試算ではない」として公表を見送ることにした。
消費税増税に向けて、着々と外堀を埋めている民主党政権だが消費税増税とは別に、年金の抜本改革に踏み切れば、今の10%とは別に、あと7パーセントは必要だと、いろんな閣僚が更なる増税を発言しだしたが、あまりの反発に、”一体改革の議論に集中できなくなる"と、厚生労働省の試算の公表を見送ることにしたそうだ。
そもそも、この試算なるものが、権力者に取って都合のよい試算という事は、いろんな試算で明らかになってきている。
道路を作るに当っての試算も、大幅に水増しした試算だったし、八ッ場ダムの試算だって、ダムが出来たらのメリットばかり強調するような試算だった。
とにかく、何か箱物を作ろうとすると、初めに○○ありきの試算を作ることにかけては、異常な執念を燃やすのがこの国の官僚達の姿だ。
今回の年金抜本改革は、消費税率17パーセントがいると試算しているが、ついこの間までは自公政権が胸を張ってこの国の年金制度は100年安心と言っていた。
民主党政権になってたったの3年で、年金抜本改革をしないと、年金は破綻すると言い出し、その原資は消費税17パーセントだと。
今まで何を作るにしても、官僚が試算を出してきて、絶対に必要と言われてきたものが、ほとんど水増し試算だった。
今までの積み重ねが、この国の優秀だと言われている官僚たちの信用をなくすことになっている。自分で自分の首を絞めている事に気づかないのが不思議がくらいだ。
今回の厚労省の試算も信用できないし、民主党も去年の電力危機を煽るような試算はどんどん出してくるが、余剰していると言う試算は頬被りでは、情報公開の体をなさないし、情報統制をしていると言われても仕方のないほどの、政府の対応だ。
もっとも、民主党は去年の原発事故の際、スピーディの放射能拡散予想地域を、いち早く米軍には流していたが、自国民にはパニックになるからとの理由でだんまりを決め込み、みすみす被害を大きくさせた来た経緯があるから、今回の試算公表を見送る件も、今までの一貫性のない、行き当たりばったりの政権であり、党だと言うのが露呈しただけの話だ。
原発事故に関しての会議の議事録さえ満足に作っていなかった。
あれだけ、○○会議、なんとか委員会を作りに作って、その議事録を作成していなかったと聞いて唖然とした。
結局、政権担当能力の問題に行きあたる。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/01/post-6.html
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