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低線量放射能は安全・安心「ホルミシス効果」[逝きし世の面影]
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/434.html
投稿者 さそり座 日時 2012 年 1 月 12 日 20:08:34: skGvs8zjwBMFM
 

ブログ「逝きし世の面影」より

http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/4cfe9a22932a852d1a65703b7bb71c8el


3月に大爆発を起こした直後の福島第一原発正面入り口に防護服は勿論、最低限の帽子もマスクも無しで乗り込んだ評論家の副島隆彦氏。

面白すぎる。たとえその主義主張に賛成出来なくても、このように自らの主張を『体』を張って『証明』しょうとする真面目な態度には敬意を表したい。
誰にでも出来ることではなく十分に尊敬に値するでしょう。
この画像から推察出来ることは、間違いなく副島隆彦氏は、放射能は安全安心とのホルミシス効果を心底信じているらしい。
ホルミシス効果(放射能は安全安心)を主張している御用学者は大勢いても、実際に自分が実行出来るほどの度胸のある命知らずは誰もいない。
『すぐには健康に影響ありません』と他人には言いながら、自分は防護服を完全着用していた三百代言の枝野幸男は無責任で破廉恥で腹立たしい。
正反対の副島隆彦氏は見上げた態度で、世の中が愉快になるので是非とも友人の一人に持ちたいくらいである。
ただし、身近な家族にはあまり持ちたくない。ましてや自分の上司には絶対になって欲しくない種類の人物である。
副島隆彦君ですが確かに面白い。面白すぎる。昔は自分でも体を張って危ない遊びに興じていたので、私はこんな阿呆な命知らずな人が大好きですよ。素晴らしい。
100年以上昔に近代細菌学の開祖コッホがコレラ菌を発見したが、ドイツの医学会の重鎮で近代衛生学の創始者ペッテンコーフアーは真っ向から反論する。
『コレラは劣悪な環境が原因で発病する』と主張するペッテンコーファーと、『コレラはコレラ菌で発病する』とするロベルト・コッホの間で大論争になる。
ペッテンコーフアー先生は『そんなもので発病する訳が無い』との信念で、コッホが純粋培養したコレラ菌の培養液を一気に飲み干したのですが、コレラに感染するどころか下痢一つ起こさない。
それどころか当時としては長命な82歳まで長生きしているのです。
副島隆彦も間違いなく長生きする。
ただ誰にでも出来る技ではなくて、マックス・ペッテンコーファーや副島隆彦の真似をすると命がいくらあっても足りません。

『ホルミシス効果と産経新聞と「作る会」系文化人』

福島第一原発が大爆発。大量の放射性汚染物質を周辺に撒き散らしている時に、チェルノブイリとは3段階も低いレベル4で『原発は安全安心』と主張していた原発推進の原子力学会の御用学者やマスコミ。
原発事故が最大級のレベル7の過酷事故であることが発覚したら、今までの間違いを反省するどころか『放射能は怖くない』し、それどころか健康に良いとのホルミシス効果を言い出した。
日本に悪い客観的事実は自虐史観だとして『無かったことにする。』自分勝手のご都合主義の『新しい歴史教科書を作る会』の岡崎久彦までが産経でホルミシス効果を主張する。(歴史学に限らず『科学』では善悪は無関係で正誤だけを取り扱う)
この元駐タイ大使の岡崎久彦といえば『アメリカについていけば100年安心』なる能天気なお気楽男で、対日非難決議阻止目的で米紙に『米兵用従軍慰安所』を広告して対日非難決議に手を貸す。
本人は『良かれ。』と思っているのだが今回のホルミシス効果と同じで、丸っきりのオウンゴールで国辱的な大馬鹿者である。

『原爆被爆者と放射能のホルミシス効果?』

BBCの娯楽クイズ番組でヒロシマナ・ガサキで二重被曝した例が『世界一運の悪い男』として面白おかしく紹介され、在英日本大使館が抗議する。
広島で原爆の直撃をうけ大火傷をして治療の為に移送された長崎で再度原爆にあったが死なずに生き延びた山口 彊(つとむ)さんが去年93歳で亡くなられたが、世の中には山口さんのように生命力が特別強い人が必ずいる。
アウシュビッツの絶滅収容所でもエボラ出血熱で村が全滅しても少数の何人かは生残る。
原子爆弾で何十万人も死んだが被曝した全員が死んだ訳ではなく、この『生残った人たち』とは人並み以上どころか強靭な生命力(免疫力)が驚異的、並外れて優れている一種のエリートなのでしょう。
誰もが生残れる訳ではない。
我々普通程度の体力の一般市民より、被曝しても生き延びた飛び抜けて強靭な運の強い人たちが少し長生きしても当然である。
アメリカの南北戦争当時に北軍の兵隊募集の広告の文句が『ニューヨーク市民の死亡率よりも軍の死亡率は低い』→『だから戦争は怖くない。安全・安心』だった。
ニューヨーク市は死亡率の高い病人老人新生児を含み、軍隊は普通なら死なない健康な若者だけ。意味が違う数値を比べるなどは詐欺に近い。
免疫力や生命力が普通程度の一般人が何十万人も原爆で死に、特別運が強い優れた人々だけが被曝しても生残る。
放射能影響研究所がこれ等の資料を管理しているのですが、この研究所はそもそも米軍が管理していたので軍事機密として資料を公開しなかった。
この方針は今のように日本側に移管された後でも同じで現在でも12000人分の資料の存在がわかっているのですが、公開を拒んでいるのです。
自分たちに都合の良い部分だけに限定して公開しているのが現状であり、今でも軍事機密の部分があるようなのです。

『ラジウム温泉と戸塚ヨットスクールと真空管ラジオ』

低濃度放射線が健康に良いとのホルミシス効果とは、ラジウム温泉(ラドン)の効用と同じで生命が元々持つ免疫力を高める効果があるとされる。
ラジウム温泉とは固体のラジウムが崩壊した後のラドンガスが温泉に熔けたもので有名な秋田県の玉川温泉でも被曝量は0・数マイクロシーベルトと放射線量は微量である。
温泉の入浴は観光客は年間数回程度の少なさで温泉町に住んでいる住民でも1日数分〜十数分以下と少なく、福島第一原発周辺地域のように1年中24時間ラジウム温泉での被曝量の数千倍から数万倍もの放射線に晒されるなど有り得ない狂気の話である。
低線量放射能は安全安心とのホルミシス効果は『スポーツが体に良い』と同じ原理で普段眠っている免疫力を『刺激を与えて活性化』させる。
ただし、短時間で限定的だから健康に効果があるが、それ以上では矢張り間違いなく体に悪い。
過剰なスポーツは体に悪く、プロスポーツマンが引退する原因は、過激な運動でのスポーツ障害で自分の体がぼろぼろになるからですね。大学の体育会系クラブと文科系クラブ所属者のその後の平均余命では、数年の差で元々は体力がある筈の体育会系が劣るとの調査結果が出ている。
この健康に良い低濃度放射能のホルミシス効果は、昔故障した真空管のラジオを叩いて治したお笑い話や、登校拒否とか自閉症の子供達を叩いて治す戸塚ヨットスクールの禍々しい話にも似ている。
確かに叩く事で『刺激を与えて活性化』することは十分考えれるが、確定的に必ず良くなるという性質のものではなくて、その結果は確率的で限定的である。

『免疫力によるサバイバル』

人類は長い間、放射能だけではなく様々なウイルスや細菌やカビ毒などその他の生存を脅かす有毒物と共存してきた。
ダーウィンの自然淘汰の話みたいですが、親が煙草を吸うと子供の死産とか早産、低体重児の比率は高くなるが無事に生まれた子供は環境汚染、得に汚れた空気などの公害に強い。
放射能では、地域によっては土壌自体が強い放射線を出している場所が地球上には存在するが、住民が特別他の地域と比べて放射能の影響で短命であるとかの統計は無いらしい。
それを理由に原発村の御用学者やマスコミが、『放射能は安全』であるとの宣伝をしているのですが、これも喫煙者の乳児の話と同じで弱い個体は淘汰された結果でしょう。
チベットなど高所の住人でも同じで、元々其処に住んでいる人は4000メートルの高地の低酸素でも何とも無い。しかし低地からチベットに行ったら到底体が持たない。
1960年代に中印国境紛争では低地から派遣されたインド兵は行軍するだけでばたばたと高山病の肺水腫で死亡したためにチベット駐留の中国軍の完勝に終わる。
この国境紛争の原因とは、元々ヒマラヤ山麓の南側が中国とインドの国境線だったからで、辛亥革命で国内が混乱していた1914年旧国境線の北側のヒマラヤ稜線に新しい国境線『マクマホンライン』をイギリス領インドと当時独立宣言していたチベットで決めたことに由来する。
何故中印国境が山の稜線ではなく昔はヒマラヤの南側山麓だったかの理由は簡単で、山岳戦では高地でも動けるチベット兵は無敵で平地の兵隊では誰も勝てなかった。(本来のチベットの領土は四川省や青海省を含み今のチベット自治区よりずっと大きい)
この高地適応したチベット人ですが、最近のDNAの研究から判ったことですが2500年以前に低地の漢族から分離したらしい。
ですから福島県でも同じことが考えられて何の心配も要りません。
我々の生きている代では間に合いませんが2500年ぐらい辛抱すれば、弱い個体は淘汰されて放射能汚染にも十分に適応するでしょう。

『ホルミシス効果とペトカウ効果』何れが正しいのか

個人の『内心』は正誤とは無関係に『信教や内心の自由』として憲法で保障されている聖域である。
『良いもの』『正しいもの』だけを守るでは絶対に駄目で、『悪いもの』『間違ったもの』も正誤に関係なく、例外を設けず守らないと結局正しいものも守れないのです。
普遍的な善悪などはインチキで、主張に違いがある方が因り値打ちがあるとも解釈でき、欧米一神教のように普遍的な宗教や道徳を主張する行為は胡散臭い。
ところが『科学』は、唯一の普遍的な存在であり個人個人で違いがあっては困る。
『違い』がある場合には時間がかかっても第三者による批判と検証作業を経て、正誤の判定を行う必要がある。
共通の『科学の物差し』が無いと、社会全体や我々全員が困るのですね。
産経など原発推進派のマスコミが突然言い出した『安全安心』ホルミシス効果は、今までの電力会社が行っていた原発安心神話の続きの、放射能安心神話の印象操作であると思われる。
『科学』ではなくて多分『政治』の話ですね。
しかし万が一『科学』であるなら、原発賛成派だから→その『主張がすべて間違いである』とはならない。
原発推進派の人たちの主張が正しいか間違っているかは断定出来ないし、すべきで無いのです。時にはガリレオ・ガリレイの地動説のように世間の常識とは正反対で異端とされた側が正しい場合もある。
しかし、少なくと『安全安心』ホルミシス効果は今までの一般的な科学的知見とは違いがあり過ぎる。
胡散臭すぎるのです。
何故多くの人々は放射能を恐れるのか。
この原因は放射能ではDNAを傷つけるが、発癌では因果関係が確率的にしか現れず、しかも政府やマスコミが俄に言い出したように『直ぐに健康に影響』せず時間がかかり『よく分からない』からなのです。

『迅速なアメリカ軍の動き』

放射能と健康被害の関係は、唯一核兵器を人類に対して使用したアメリカがヒロシマナガサキの遥か前から研究していた。
囚人に人体実験をしたり自国軍の兵士をネバダの核実験現場に送り込んで被曝させたり、もっと大掛かりな人体実験のヒロシマナガサキの被曝者の資料もある。
アメリカの握っている放射能被害の知識以上の検証作業は、今となっては人道上許されないので、放射能の恐ろしさは多分アメリカが一番正確に知っている。
ですから、これは米軍の判断が一番正しい。
ところが核戦争にも対応している米軍の原子力空母は1号基が爆発した途端空調設備の管理を理由にメンテナンス中に恥じも外聞もかなぐり捨てて、まるっきり女風呂の火事のように東京の南50キロの横須賀から大慌てで九州の南の海域まで逃げていった。
原発が一段落した4月5日になって長崎県佐世保の米軍基地に入港している。
米軍の艦船や兵士に原発から半径50海里(93キロ)からの退避を勧告。アメリカ軍は最強の核対応特殊部隊・CBIRF(シーバーフ)155人を急遽日本(横田基地)に派遣するが決して放射能に汚染した福島県に近づく素振りも見せなかった。
アメリカ国務省は自国市民に名古屋より西に退避するように勧告するし大使館業務も大阪に移動させた。(3月17日『日本からの出国を検討』するよう米国民に勧告している)
このアメリカの動きに同調して世界各国は自国民の日本脱出(救助)や大使館業務を名古屋以西の西日本に一斉に移動している。
これ等のアメリカ政府や軍の行動が科学的に間違いで稚拙な判断であるなら、これ以上に世間を騒がす悪質な流言飛語は無い。
しかし日本政府が不快感や抗議したなどの事実はまったく無い。
それなら日本政府も『放射能は恐ろしい』とのアメリカの判断を正しいと認めていることになる。

『絶対確かな「儲け話」を勧誘するインチキ』

東大の稲 恭宏先生が医学博士の肩書きで、『低線量率放射線療法の効果により、病気も治るし元気に』なり、『これから福島県民の健康は益々良くなり長生き出来る』と本当に思っているなら、ネット空間で御託を並べるよりも自分自身が福島第一原発になるべく近い場所に別荘を購入するかサナトリウムを建設するべきなのです。
その方が1万倍は説得力がある。
しかも、今なら風評被害で30キロ圏は全てが空き家であるが反対に借り手は一人も無いので、只同然か費用無しでトンデモナイ豪邸が自由に使える。
どれほど正しい意見でも今のように他人に薦めても自分が実行しないでは誰も信じる人はいない。
基本的にインチキ臭い。
その意味では記事で紹介したマックス・ペッテンコーファーや副島隆彦は立派である。
確かにコッホも偉いが、ペッテンコーフアーの信念の行動はやはり立派なことで、結果的には間違いであったが、あっぱれで見上げた態度である。
己の信念に殉じて『命』を賭けるなどは凡人には出来ない。
それに『安全安心ホルミシス効果』が本当なら、100年に一度有るか無いかのビッグチャンスですよ。
日本は資本主義の世の中であり、『誰も知らない儲け話』が実際に存在しているなら他人を勧誘するのは大間違い。出来る限り知らさない方が良い。
有利な『儲け話』は知っている人が少ないから成り立つ。
しかも危険を『安全である』と偽る行為は人道に悖る悪事であるが、その逆は危機管理上は何の問題も生まれ無い正しい行動なのです。
『安全安心』のホルミシス効果を黙っていてビル・ゲイツ並の大儲けしたとしても誰にも迷惑にならない。
他人の迷惑どころか放射能汚染した誰もが嫌がる土地の買占めは金儲けと人助けの一石二鳥で千載一遇のビッグチャンス。これ以上に良い話は滅多に無い。
そもそも、みんながありもしない恐怖におののいていても、基本的に実害は少ない。
ラジウム温泉の効能と、放射能の危険度とは混同する人は誰もいないでしょう。
胸部レントゲンなどの医療行為を多く受けた方がよいとか原発関連の下請け業者など高リスクな人は長生きするなどインチキにも程が有る。
今なら放射能の汚染地の噂がある自主退避区域なんか、捨て値で手に入りますよ。
皆さんが買わない今の内に買い占めれば濡れ手に粟の大儲け間違いなしです。
 

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