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何の為の政権交代だったのか・・・国民は変化を求めたのではないのか?
2011年12月12日月曜日 :(政経徒然草)
何の為の政権交代だったのか?
今の民主党政権を見てそう感じる人は多いのではないだろうか。
自公政権からの変化を求めたのに、変化どころか自公政権に先祖帰りし、むしろ従米、官僚依存路線が、より酷くなっていると感じる人も多いことと思う。
しかし冷静に考えてみれば、別に不思議なことではないように思える。
現在の民主党を分類してみれば
@野田、前原、玄葉、岡田氏らは、もともと親米、従米論者だし「財界優先」で「官僚と喧嘩しない」という考えの人たちである。
A菅、仙谷氏らは権力亡者であり特別な「政治信念」を持ち合わせているわけではない。権力を獲る為なら、あるいは権力を維持する為ならアメリカにも中国にも韓国にも財界にも官僚にも「魂」を売り渡す人たちである。
B枝野氏らや、その他多くの野田首相を支持した議員たちは「目立ちたい」、「いいカッコがしたい」、「役職に就きたい」という「自分のことしか考えない」人たちである。
C「日本を変えたい」、「政治を変えたい」、「国民の生活」と「国民との約束を守る」ことを第一に考える人たちがもう一方にいる。
菅、仙谷氏らは@の人たちと結託し「小沢氏排除」を「最優先課題」とし「権力闘争」に明け暮れたことで党内と政局の混迷を招いた。
野田氏は@の人たちと手を結び「官僚」「財界」「アメリカ」との関係を強化し、自民党より更に右よりの政策を推し進めようとしている。
問題はBの人たちがフラフラしていて「信念」がなく「執行部や政府を批判する度胸」さえ持たないことにある。「政治家になった目的」や「自分が実現したい政策」が、あやふやで、その時々で自分の有利な方につくという日和見主義であることにある。
実は民主党の混迷は上記のBの人たちによるものだと考えられる。
Bの人たちが旗幟を鮮明にすれば、民主党内がわかりやすくなる。
そのことにより、民主党が分裂した方が日本の国益に適うのかも知れしないと思う今日この頃である。(@Aの人たちが出て行くのがベターだが・・・)
今のままでは、国民が「政党」を選択することさえ、ままならない。
もと記事リンク:http://haru55.blogspot.com/2011/12/blog-post_12.html
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