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誰のための捨て石か?!
2011.12.05 :(まるこ姫の独り言)
野田首相は、消費税率引き上げ、TPP交渉参加、安全保障の三つを挙げ、捨て石になると語ったと言うが、誰のための捨て石か。
>TPP・消費税・安保…首相「捨て石になる」
読売新聞 12月3日(土)20時5分配信
>首相は当面の政策課題として、消費税率引き上げ、TPP交渉参加、安全保障の三つを挙げ、「自分の代で、捨て石になってけりをつける」などと語った。
消費税上げも、TPP交渉参加も、国民に何の説明もなく何の改革も行わず、海外においては偉い大きな口をたたき、勝手に国際公約をしてくる、この国の首相。
TPP参加も、最近になって急に話題に上るようになっただけで、その詳細については、最近になるまで国民には知らされてこなかった。
しかも、話題に上ったときは、マスゴミは率先してメリットばかりを、報道してきた。
関税撤廃によって、どれだけ生活が潤うかとか、輸出業者がどれだけ恩恵を受けるかとか、良い面ばかりがクローズアップされて来た。
そして、後ろ向きになるより日本ブランドを売り出すチャンスでもあると、慎重派の意見をいかにも抵抗勢力のように扱ってきた。が、デメリットや、日本政府の交渉力のなさを考えると、軽々にTPP参加は、国益にかなうとは思えないのだ。
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消費税増税についても、やるべき改革とセットならまだ話もわかるが優遇され過ぎの公務員に対して、少しも切り込まない。
自治労や、連合の票を逃がしたくない一心なんだろうが、このままだと民主党は早晩、壊滅の危機にあることを知っているのだろうか。
国民の気持ちはすっかり離れてしまっているのだから。
野田首相は、消費税増税、TPP参加、安全保障を、政策課題に挙げ自分の代で、捨て石になり、けりをつけると言うが、誰に向けてこの発言をしているのか。
国民は、この不景気に消費税増税は望んでいない。
消費税増税という言葉が出るだけで、身がすくむ。
もっとも、行財政改革とセットで、霞が関や議員改革に大ナタを入れ鼻血も出ないくらいに絞りに絞ると言う事で、増税分を社会保障に回すという事なら、まだ話もわかるが、取りやすいところから取る官僚的発想には、まったくついていけない。
国民に増税をお願いする時には、まず身内から切り込むべきだろう。
自分たちは、何の改革もなしにお金が足りないからと、“捨て石になる覚悟”で実施すると言われたら、反発しか湧いてこない。
この野田首相は、一貫して官僚の方にしか目が向いていないのか消費税法案が通った時に、”解散して信を問う”などと寝とぼけた事を言っているが、本来なら、消費税増税を選挙の争点にして戦うべきなのではないか。
法案を通す前に、信を問うべきだ。
自民党政治と同じく、勝手に首相をころころ変えて、その首相が民主党の公約とは違う方向へ行き、勝手に消費税増税と公言する。 民主党を選択した有権者に対して失礼ではないか。
消費税上げなら上げで、それが選挙に直結する大問題だと思うが。
元記事リンク:HTMLのリンク
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