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TPP、日本の外交力、交渉力
2011.11.09 :(まるこ姫の独り言)
今日、モーニングバードを見ていたら、TPPについて詳しく解説をしていた。
今までマスゴミは、農業問題にばかり歪曲化して報道していたがモーニングバードでは、私が出掛けるまでには少なくとも、医療や保険の事まで詳しく報道していた。
食の方も、遺伝子組み換えした食品が入ってきてもアメリカ国では表示義務がないと言う事で、アメリカルールにのっとれば遺伝子組み換えをしたものと、そうでない物のの区別がつかなくなる。
そして農薬に関しても、アメリカはものすごく緩いと言われている。
もちろん、アメリカ以外の国が日本より基準が厳しいとは考えられない。
それほど日本の基準は世界に誇れる厳しいものだ。
アメリカ牛に関しても、20カ月以内とした今までのルールを、日本側が30か月以内規制緩和をする動きに出ている。
これも、TPP参加に向けて国内からの規制緩和かと勘繰りたくなるほど、タイミングの良い政府の措置だ。
モーニングバードでは、医療や保健の崩壊というものを懸念していたが、推進派が言うには、"自由に診療が受けられるから、患者側にとってはメリットがある"と言っていた。
元官僚の石川なにがしは、“政府の交渉力次第で、自分も過去交渉に参加してきたが、アメリカと日本では、5分5分か、4分66分4分で、そんなに一方的にアメリカ有利になるわけがない”と言っていたが、私たち国民からすれば、過去の歴史を紐解いても、一方的にアメリカにやられっぱなしの印象が強い。
決して、5分5分や、4分6分、6分4分のような、対等の関係では無かった。
そんな対等な関係だったら、自民党時代、なんで“土下座外交”などの言葉が飛び交っていたのだろう。
なんで、沖縄問題も一方的にアメリカの言い分ばかり順守しようとするのだろう。
NOを突き付ければよいではないか。
対等の関係なら、未だに決着がつかないなど考えられない。
ビデオに出ていた推進派の大学教授も、アメリカといくらでも交渉出来ると言っていたが、本当に交渉力、外交力があれば、我々はこんなに頭を悩ます必要はない。
交渉力、外交力が、とことん劣るから心配しているのだ。
石川なにがしは、交渉のテーブルについても決裂という事もあり得るし、脱退も可能だと言っていたが、アメリカ側のニュアンスとはものすごくかい離がある。
アメリカ側は、参加する意思がある国以外は、交渉のテーブルにつく資格はないと言うような事を発言していた。
推進派はものすごく甘い考えのもと、発言しているが、そんな甘い考えでは、すぐにアメリカにしてやられる。
日本側は今になってドタバタしているが、まずは外交力、交渉力を磨く必要がある。
今のままだと、相手の思うつぼだ。
それでも、あのトンチキな野田首相は参加表明するだろうけど。
”飛んで火に入る夏の虫”とは、この事だ。
美味しいだろうな・・・・・、アメリカは。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2011/11/tpp-17a2-1.html
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