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(回答先: テスト 投稿者 okonomono 日時 2011 年 11 月 04 日 20:13:46)
金子勝(慶大教授)TPPを考える国民会議総決起集会(nicozon 2011年11月04日)
http://www.nicozon.net/watch/sm16074926
TPPを考える国民会議総決起集会―11月のAPECまでのTPP交渉参加表明を断固阻止する―平成23年11月4日(金)憲政記念館 講堂TPP
[投稿者によるタイトルおよびテキスト起こし]
講演のハイライト: 原発事故でつぶれたコメ輸出戦略
[14:40/23:47] 民主党は、今の政権についている人たちと外されちゃった人たちとの間で、どうなっているんだろうかと思ってしまうんです。もともとマニフェストの中では、FTAは否定してなかったんです。とりわけて、中国やアジアとFTAを結んでいこう、その中で規模拡大だけではだめですよってことを、民主党は明確にいってたわけです。今も規模拡大して国際競争力をつけるとか、農業なんか何もわからない奴が言っているわけです。
アメリカの平均耕作面積は200ヘクタールで、オーストラリアは3000ヘクタール。杉並区みたいな面積を一人でやってるようなもんですから、そういうところを10や20や30にしても誤差でしょう。競争のしようがないんですよ。規模拡大っていうのが意味をもつのは、アジアとの関係だけです。中国は1.4です。平均耕作面積。1.9が日本です。そうすると労賃差が問題になるわけですけど、そこで集落や地域単位で独自産業をやって農業の付加価値を高めるような戦略もあるじゃないかということが民主党が言ってたはずでしょ。そういうかたちで安全基準を強化しましょう。有機農業とまではいわないまでも、安全でおいしいということを競争力にして、ヘリコプターで農薬を撒いたりするような農業じゃ戦えないような農業を作りましょう、付加価値の高い農業にしていきましょうということを言ってたはずです。
現に、中国の最大の国有企業の「中国農業発展集団」との関係で、10万トンのお米の輸出の契約の寸前までいってたわけです。向こうは100万トンまで入れてもいいと言ってたはずなんです。それでいけば、減反はいらなくなるはずだったんです。その戦略をダメにしたのは原発でしょ。そのことに一言も言わずに国際競争力を語ってる奴は、財界は、犯罪者だと思います。経団連のど真ん中で地域独占と総括原価主義を守って独占的な利益を上げさせてお金をばらまいて、自分たちがそこからお金を巻きあげている。そのことにまったく手を触れずに、しかも経団連会長は「東電はがんばってる」と言うわけです。 [17:40/23:47]
[投稿者コメント] 日本がTPPに参加した場合、農業については主に次のような見通しが語られているように思う。1つは、比較優位をもつほかの産業に転換せざるをえないこと。もう1つは、規模拡大によって農業を効率化して国際競争力を高めるべきことである。そこで私は、これではかりにTPPに参加しないとしても日本の農業の将来は暗いものだと思っていた。それで、中国へのコメ輸出が実現していれば減反もいらなくなっていたと聞いて、とても驚いた。
金子勝(慶大教授)TPP・米国が行っているのは近隣窮乏化政策(ニコニコ動画(原宿/投稿者:カッコウさん 2011年11月04日)
マイリスト TPP(カッコウ さん)
TPPを考える国民会議総決起集会のほかの講演者の動画へのリンク
森山ひろし(自民)・川田龍平(みんなの党)・吉田忠智(社民)・田中康夫(新党日本)・山田正彦(民主党)
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- Re: テスト okonomono 2011/11/04 20:34:57
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