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野田首相の国内と国連とでは微妙に違う原発対応
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2011.09.24 :(まるこ姫の独り言)
確か代表選での演説では、脱原発依存だった。
所信表明演説では、“中長期的には原発依存度を可能な限り引き下げる”だった。
所が、国連本部での原子力安全首脳会合では、“原発の安全性を世界最高水準に高め、原子力利用を模索する国々への線を続ける”と表明している。
フランスのサルコジ大統領などは、原発施策について自画自賛をしていたが、まだ福島のような大事故に至っていないから、そんなのんきな事を言っていられるのだろうが、日本国は大地震、大津波による未曾有の原発事故があり、この先何十年と、放射能汚染を心配しなければならない。
一度大事故が起きると、食・住などの汚染、そして行政の対応、いろんな面で人々の脳裏に疑惑が染み付いている。
この疑惑を払しょくするのは並大抵のことではない。
日本の野田首相は、国内への発信と、国外での発信は微妙に違っている。
いくら国連で、推進派の意見が多かろうと、原発事故を起こした国でならの、発信があるし、出来る筈だ。
何も、世界の大勢に迎合する必要はないと思う。
この時こそ、国連で、“脱原発依存”に取り組むか、日本の立場を明確に表明するべきだった。
太陽光、風力、地熱、バイオマス、具体例を上げて説明をし、真摯な姿勢を示せば、共感してくれる国もあったのではないか。
“野田首相”になった途端、、破顔一笑をしていた経団連の米倉会長の姿を思い出すが、きっと“野田首相"万々歳だったのだろう。
そして、野田首相は今や、経済界の意向を受けて電力の安定供給に比重を移しつつある発言が目立つ。
国内では、脱原発依存をうたい、国外では原子力ビジネスを続ける方向性は、菅前首相の政治姿勢と全く同じだ。
国民へは、国民に安心させるような言葉を使い、海外では未だに原子力ビジネス推進を言う。
これは、はっきり言えば野田首相、ひいては民主党政権の二枚舌で、この政党も信用できないと、最近つくづく思うようになった。
マスゴミの間では、菅前首相が浜岡原発一時停止発言について脱原発について道筋をつけたと高く評価するが、次の野田首相が微妙に経済界寄りのスタンスを取りだしているところを見ると、閣議決定したものでもない、“脱原発依存"のどこが評価に値するのだろう。
元の木阿弥ではないか。
今年の夏、日本中で節電が叫ばれたが、どこの地域も原子力がなくて、電力がパンクしたという情報は聞かない。
却って、知恵を絞ることで大いなる節電を達成している。
だとしたら、この国で、原発に頼らない経済にする事は可能だ。
未来へ向けて、危険な箱物は無くす方向へ行きたい。
ライフスタイルを見直すことで、実現可能にならないだろうか。
もう、自民党政権時代のような高度成長時期ではない。
この国は成熟してしまった、それに合わせたライフスタイルを模索する次期に来ているように感じる。
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